【アンブラム魂魄召喚術】
- 入門条件
- 50名誉点
かつてこの地に根差した魔術師の貴族「アンブラム家」の記した"魂魄を操る技法"の一端です。 アンブラム家は長く続いた魔術師の家系でありながらも、自らが最も優れたものとなるのでなく、最も優れた生物を扱うことができればよいと言った思想を持ち、そうした結果、神話に於いて第二の剣をもって行われた"魂に触れる事による強化"へ目を付けました。
然しアンブラム家は魔術師であると同時に気位の高い貴族であった為、魂を弄るという危険な行為───ともすれば、穢れを与えるにも繋がりかねないもの───を人に扱うのは良しとせず、元々疑似的な魂を受け取っているだけのゴーレムや、これまた疑似的な魂までしか持たぬ、マナを主とした生物である妖精との契約。 また、根本的に"友好的ではあれない"魔神などを実験の対象とし、魂に触れる技法を研究し……そして編み出されたのが、この「アンブラム魂魄召喚術」です。
貴族同士の戦い、或いは蛮族との戦いに於いて、領民を一切危険に晒さずに、通常よりも遥かに強力な使役魔物の軍勢を率いて戦うアンブラム家は、近辺に於いて最大の力を誇ったと言います。(水も食料も要らず、疲労も知らぬ軍勢となれば大凡当然ではありますが)
然し、その勢力に領民を必要としなかったがゆえに、肥大化したアンブラム家はやがて分裂し、潰し合い、そして後継者を世に出す事無く閉ざされてしまいました。
アンブラム家の扱っていた魔導書は現在も解析が進められ、そして現代にて扱える技法は無数にある技法の内の一端でしかないことが分かっています。
流派装備
名称 | 知名度 | カテゴリ | 価格 | 概要 |
---|---|---|---|---|
使役者の指輪 | 14 | 装飾品:手 | 750 | 名誉点:0点 |
統率者の腕輪 | 14 | 装飾品:手 | 2,000 | 名誉点:0点 |
秘伝
《魂縛・剣の魔言》
- 必要名誉点
- 30点
- タイプ
- 独自宣言型
- 前提
- 《マリオネット》
- 限定条件
- なし
- 使用
- なし
- 適用
- 10秒(1ラウンド)持続
- リスク
- 被ダメージ+4
- 概要
- 使役魔物の与えるダメージ+4、受けるダメージ+4
- 効果
宣言してから1R(10秒)の間、使用者の使役している魔物(ゴーレム、妖精、魔神)の与える物理ダメージと魔法ダメージを+4点します。
但し、各キャラクターはリスクとして受けるダメージを+4点します。
△《魂放・風の魔言》
- 必要名誉点
- 30点
- タイプ
- 《ディフェンススタンス》変化型
- 前提
- なし
- 限定条件
- なし
- 使用
- -
- 適用
- 10秒(1ラウンド)持続
- リスク
- 行為判定-2
- 概要
- 使役魔物の行動判定に+2。
- 効果
この秘伝を宣言する場合、自身が何らかの行為判定を行う前に宣言されなければなりません。
宣言してから1R(10秒)の間、使用者の使役している魔物(ゴーレム、妖精、魔神)の行動判定に+2のボーナス修正を与えます。
リスクとして、使役魔物は生命抵抗力・精神抵抗力に-2のペナルティ修正を受けるほか、秘伝使用者はあらゆる行為判定に-2のペナルティ修正を受けます。【上位秘伝】
《魂放・疾風の魔言》 タイプ:《ディフェンススタンス》変化型 前提:《魂放・風の魔言》、魔法使い系技能Lv9以上 名誉点:50点
・行動判定のボーナス修正が「+4」に、リスクが「-4」にそれぞれ増加します。
《魂破・開花の魔言》
- 必要名誉点
- 20点
- タイプ
- 独自宣言型
- 前提
- なし
- 限定条件
- なし
- 使用
- なし
- 適用
- 10秒(1ラウンド)持続
- リスク
- なし
- 概要
- 上位の使役魔物を召喚する。
- 効果
この秘伝を宣言する場合、自身の使役魔物(ゴーレム、妖精、魔神)が既に存在していなければなりません。
その内の1体を指定して、即座に破壊(或いは送還)し、より上位のものを召喚します。 具体的な処理は、分類によって異なります。
召喚された魔物は次の術者の手番開始時に消失します。 達成値が必要になる場合、元々の達成値を引き継ぎます。
・ゴーレム
魔法を解除した時と同じように自壊し、それより作成可能Lvが2高い任意のゴーレムを自身と同じ座標へ即座に作成します。
この際、それを作成するのに必要な素材や追加したい強化素材などは持っていなければならず、加え、そのゴーレムを作成するのに必要なMPも支払います。
作成されたゴーレムは次の術者の手番開始時、魔法を解除した時と同じように自壊します。
・妖精
妖精を送還した上で、Lvが2上の同じ属性を持つ妖精を一つ選び、自身の座標に召喚します。 この際、「召喚する妖精のLv*2」のMPを支払わなければなりません。
また、この効果でLv17以上の妖精を召喚することはできません。
召喚された妖精は、次の術者の手番開始時に送還されます。
・魔神
即座に送還判定を「時間:一瞬」で行います。(送還供物の使用も可能です)。 失敗した場合、ダメージを受けた上でこの秘伝の使用にも失敗します。
成功した場合、「送還した魔神のLv+3」以下のLvの魔神を1体選択し、召喚します。 この際、「召喚する魔神のLv*2」のMPを支払わなければなりません。
召喚された魔神は次の術者の手番開始時に送還され、術者に「2d6+Lv*2」の確定ダメージを与えます。
送還によるMPの返還は最初と最後ともにありません。