ヴァルナ(魔神フェロー版)
- 知能
- 人間並み
- 知覚
- 五感(暗視)
- 反応
- 中立
- 言語
- 妖精語、魔神語
- 生息地
- 秘境
- 知名度/弱点値
- 12/16
- 弱点
- 土属性ダメージ+3点
- 先制値
- 13
- 移動速度
- ー/22(飛行)
- 生命抵抗力
- 7 (14)
- 精神抵抗力
- 7 (14)
攻撃方法 | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
でこぴん | 7 (14) | 2d6+5 | 8 (15) | 4 | 32 | 42 |
特殊能力
召喚時消費:MP10 キャンセルコスト:キャンセル不可
召喚供物:魔晶石(5点)(500G)×1
送還供物価格:無料
行動表
想定出目 | 対象 | 射程と動作 | 達成値 | 打撃点など |
1 | 召喚者 | 「分身」 | 7+「召喚者の妖精or召異魔力」 | 効果参照 |
2~3 | 任意全て | 「癒やしの風」 | 8+「召喚者の妖精or召異魔力」 | 効果参照 |
4~5 | 敵1体 | 「シルヴィア剣」 | 10+「召喚者の妖精or召異魔法レベル+器用度ボーナス」 | 効果参照 |
6 | 敵1d3+1体 | 「射程:1(10m)」で「手裏剣」 | 9+「召喚者の妖精or召異魔法レベル+器用度ボーナス」 | 効果参照 |
敵○体:攻撃対象から、味方陣営を自動的に除外して行われます。○の数値は攻撃回数と対象となる数(部位数)を意味します。攻撃回数を○体(○部位)に可能な限り均等に割り振らなくてはなりません。○にダイスが指定されている場合、その行動に決定した瞬間に、ダイスを振り、○の数値が決定されます。
「分身」/精神抵抗力/任意
3分(18ラウンド)の間、召喚者に〈分身〉1を付与します。
〈分身〉○
対象が主動作を行った直後、○の数値の回数だけ、その主動作の内容を再現します。
再現できるのは武器攻撃、魔法行使、特殊能力、種族特徴、消耗しないアイテムの効果に限られます。
効果の再現において、もとの使用者の能力をそのまま引き継ぎ、対象の「数」や「範囲(面積)」もそのまま引き継ぎます。達成値と目標は改めて決め直されます。
その際、代償を改めて支払う必要はありませんが、代償ではない消耗は○の回数だけ要求されます。
例えば、【ブラッドミスト】のHPとMPの消費は増えませんが、【アヴェンジャー】の効果で受ける「5」点の確定ダメージは〈分身〉で発動する度に受けます。
この効果を受けているキャラクターが敵となる陣営から「抵抗:任意」以外の武器攻撃、魔法行使、特殊能力、種族特徴の対象となった時、回避、抵抗を行うことなく(その効果が「抵抗:必中」であったとしても)、対象への効果を無効化し、強制的に〈分身〉を1つ解除します。
この効果は重複する度に、○の数値が1上がっていきます。この効果は風属性として扱います。
「癒しの風」/生命抵抗力/抵抗:任意
「射程:自身」「全エリア(半径50m)」の任意のキャラクター全てを対象とします。
3分(18ラウンド)の間、対象に〈治癒〉1を付与します。
〈治癒〉○
対象が手番を迎える度に、最大HPの「○0%+1」点だけHPを回復します。この効果は重複する度に、○の数値が1上がっていきます。
この効果は風属性として扱います。
「シルヴィア剣」
近接攻撃と同じ扱いです。対象に2d6+「召喚者の妖精or召異魔法レベル+筋力ボーナス+8」点の刃武器による物理ダメージを与えます。
「手裏剣」/回避力/消滅
この特殊能力は射撃攻撃として扱います(誤射は起こしません)。この特殊能力の達成値は命中力として扱います。
対象に2d6+「召喚者の妖精or召異魔法レベル+筋力ボーナス+4」点の刃武器による物理ダメージを与えます。
GM向けのざっくりとした要約
分身:召喚者の主動作をこだまみたいに再現して撃つバフを貼り付けるよ。元のコストは踏み倒すけど、コスト以外のものは受けるよ。
敵陣営から攻撃されたり、特殊能力の対象にされると、分身が1枚剥がれて身代わりになるよ。例えば補助動作の賦術1回でも1つ剥がれるよ。(エネミーの賦術は特殊能力のため)
癒しの風:積んだ数だけ毎ラウンド割合でHPを回復するバフを与えるよ。
シルヴィア剣:ただの命中の高い近接攻撃だよ。
手裏剣:1d3+1で対象数がバラける射撃攻撃だよ。
戦利品
- なし
解説
異界から来たとされる「精霊」を名乗る存在です。風と鋭さを司っているとされます。大きさは1m程で、羽ばたく蝶のような姿をしています。
恥ずかしがり屋ですぐに隠れようとしてしまいますが、甘い菓子や酒等で釣ることができます(厚みのない発光線の集合体のどこに入っていくのかは、今の所不明です)。
実は古代魔法文明時代には彼らも広く知られた存在でした。召喚、使役する方法が確立されたのは、魔神とほぼ同時期のことです。
しかし彼らと契約するには、妖精魔法と召異魔法の相反する2つの魔法系統を鍛えねばなりませんでした。契約できる者は貴重であり、それ故に古代魔法文明の終焉と共に契約できる者も、そのノウハウも失われてしまいました。
そして数千年後の現在、忘れられていたのが再発見された、というのが真相のようです。彼ら曰く、他の5属性の精霊も、人里離れた秘境で身を寄せ合って暮らしているそうですが……