ウェンリッド 忍界乱世

【小尊衆】 - ウェンリッド 忍界乱世

小尊衆(こみことしゅう)

(ヒノマル地方全域)
入門条件
50名誉点

宿願

 "真なる王"による治世を敷く。

仇敵

 特になし(或いは、器でないムラクモの欠片の蒐集者すべて)

概要(忍界乱世への参加)

 【大和統一の乱世】初期に発足し、そしてごく最近になるまで忍界乱世の更に下、裏側にまで潜伏していた派閥、それが「小尊衆(こみことしゅう)」です。
 彼らは大和那国時代にミカドへ忠誠を誓っていた一部勢力を前身とし、【大和統一の乱世】初期から様々な場所で暗躍し、"真なる王"による治世……即ち、第二のミカドによる大陸統一の治世を宿願……使命としています。
 それ故、彼らは長きに渡って"真なる王"たる器ある者を探し求め、そしてそれを見出したのならば、彼らはその使命に則り、見出だした者を手助け、そして導かなくてはなりません。
 そして現状……忍界乱世が起こり、そしてムラクモの欠片を取り合う様になった今では使命に則った目的が増え、その争いが加速した最近になって、遂に表立って行動せざるを得なくなりました。
 現状の彼らの行動指針は、"真なる王"以外の者の手にムラクモの欠片が集まる事を防止し、奪う事……器の無い王が大陸を統べる事を抑止しなければなりません。
 加え、長い時間によって"真なる王"への解釈も増え、よって、器がある、と見出だされる者もまた増えました。
 それらの誰が"真なる王"足り得るかを確かめ、そして本物であると思うのであれば導き……偽りであるのならば、何処かで手を引く事になります。

人物

"老亀" 六代目大導手 士燐条(しりんじょう) 成國(なりくに)(人間/男/71歳)

「今、世界は最も燃え盛り、そして最も空虚な時代だ。」
 小尊衆の現在の"大導手"……事実上の頭領が彼、士燐条 成國です。 常人ならば低くない確率で老衰による死亡を考えられる高齢でありながら、文武共に全盛期から劣らぬ冴えを見せており、彼の存在を知る者からは「老いながらも堅固かつ、決して後退を見せない」様から、畏敬の念を込めて"老亀"とも呼ばれます。
 今までの潜伏や各流派への潜入による暗躍を解いたのは彼の判断によるものであり、その采配から、露呈に際しての被害を最小限……殆ど0に抑えられ、規模縮小を引き起こしていません。
 その結果として、それと彼の思惑通りに。 他の流派に対しては存在感を持って、そしてその中でも中小のものに関しては圧力を持って制御することを可能にしています。

依頼人として
 他の流派のシノビを交えた依頼を出す事は稀であり、基本的には下位流派などの自身の配下へ指示を下す形で活動します。

流派装備

秘伝

《離身術》

必要名誉点
20点
タイプ
独自宣言型
前提
なし
限定条件
なし
使用
適用
10秒(1ラウンド)持続
リスク
なし
概要
戦闘特技一つを別の戦闘特技と変更する。
効果

 小尊衆に伝わっている術の一つ、どのような相手であっても力となれるように、自らの中に"異なる自分"を用意しておく術です。
 この秘伝を修得した時、その時点で修得可能な戦闘特技を一つ選択し、《離身術/(選択した戦闘特技)》と記載します。
 以降、選択した戦闘特技が置き換え条件を満たすか、元々満たしているのであれば、自動で上位の戦闘特技に置き換わります。

 手番開始時、或いは戦闘準備に宣言します。 この秘伝を宣言したとき、自身の冒険者レベルによって修得している選択修得の戦闘特技一つを選び、その戦闘特技、及びその戦闘特技を前提とする戦闘特技と秘伝を一時的に未修得にします。
 代わりに、この秘伝によって修得している戦闘特技を修得します。
 この特技は宣言時に宣言回数としてカウントされません。


【上位秘伝】
《離身術・異》 タイプ:独自宣言型 前提:《離身術》冒険者レベル7以上 名誉点:30点
・下位の秘伝と異なる秘伝として扱い、《離身術》で指定したものと別の戦闘特技を指定します。
 この際、《離身術》で指定した戦闘特技を前提とする戦闘特技を指定可能です。
 その場合、この秘伝は《離身術》の宣言下でしか宣言できず、《離身術》で修得した戦闘特技を未修得にできません。

《交魂術》

必要名誉点
30点
タイプ
常時型
前提
なし
限定条件
なし
使用
なし
適用
リスク
なし
概要
適用する能力値、能力値ボーナスを交換する。
効果

 小尊衆に伝わっている術の一つ。 導く相手と確実に連携を取る為、連携対象の精緻な想像を自らの中に作り、その時々に応じて正確な予測を行う思考術です。
 1ラウンドに1回、自身か味方陣営の誰か1人が行為判定を行う際に使用できます。
 自身が行為判定を行う場合は味方陣営の誰か1人を、そうでない場合は行為判定を行う1人を対象に指定します。
 対象と自身でその行為判定で用いる能力値の値と能力値ボーナスを対象と一時的に入れ替えて判定します。
 この判定には、〈能力増強の指輪/腕輪〉が利用可能です。(同時に判定する場合、互いに能力値を入れ替えたまま判定を行うことに注意してください。)
 能力値ボーナスが設定されていない対象は、どちらの場合も指定できません。

製作者:ろこぐら