ウェンリッド 忍界乱世

【改定案・護人衆・榊樹巫覡杜】 - ウェンリッド 忍界乱世

【改定案・護人衆(もりびとしゅう)榊樹巫覡杜(さかきふげきのもり)

(リンドウ葦原国、榊樹山、巫覡杜)
入門条件
_名誉点

宿願

【叢雲の欠片】争奪戦の秩序を守る補佐のため

仇敵

???

概要(流派)

 影の世にも秩序あり。

 そうして影の世界全体を俯瞰し、監視し。道外れたシノビを見つければ制裁を下す。そんな、シノビの世における制裁装置の補佐を行うべく働いている流派が【護人衆(もりびとしゅう)榊樹巫覡杜(さかきふげきのもり)】です。
 本拠地は神道榊樹山合祀発祥の地、リンドウは榊樹山の麓に存在し、【護人衆(もりびとしゅう)】の対外交渉、及び医療機関として動いています。
 その働きぶりは質実剛健。【護人衆(もりびとしゅう)】の各流派からの要請に応じ、忍務への同行、現地支援を行います。
 また、他大流派への癒者の派遣も行っており、それを通じて必要に応じた協力要請や連携の円滑化を計っています。
 また、彼らは独自の信仰体系を持ち、その儀礼を通して神聖魔法をより柔軟に扱うようです。

※この流派に入門したキャラクターは信仰を「"八百万"榊樹山合祀」とし、あらゆる特殊神聖魔法が行使出来なくなります。
代わりにこの流派の秘伝魔法の内【付喪の信応】【神成る太刀】【八百万の神饌(しんせん)】【八方萬音頭】を「"八百万"榊樹山合祀」の特殊神聖魔法として扱います。
入門の際は注意しましょう。

概要(忍界乱世への参加)

 他流派と異なり、【護人衆(もりびとしゅう)榊樹巫覡杜(さかきふげきのもり)】に【叢雲の剣片】に関する能動的な目的は一切ありません。
 それはこの流派が、神道榊樹山合祀の総本山である榊樹山大神宮が【叢雲の剣片】争奪戦により、裏の世界の表出が増えた事による民心の揺らぎを憂慮し、【護人衆(もりびとしゅう)】に一層の働きを求め、負傷による人員の減少等を緩和する為に、一部の忍や系列の養護施設の孤児などを教育し、組織としたものだからです。
 故に大願無くとも、それのみを存在意義として、【忍界乱世】に身を投じる事になります。

以下、簡易チャットパレット

秘伝宣言[万祝詞・五分恩寵] 【キュア・○○】の効果を「6Rの間手番終了時にHP回復」に変える
秘伝宣言[万祝詞・御霊移詩] 【アウェイクン】の効果を「3Rの間致命傷を1回だけ防ぐ」に変える
秘伝宣言[万祝詞・専心堅固] 【フィールド・プロテクション】の効果を「物理もしくは魔法ダメージのみを2倍軽減」に変える

▶神聖魔法行使[付喪の信応] MP-5 「瞬間打撃点+2」「瞬間防護点+2」「瞬間達成値+1(命中)」「瞬間達成値+1(回避)」のいずれかを与える(1D/1回)(接)→
▶神聖魔法行使[神成る太刀] MP-3 「スレイヤー+4(任意)」を与える(18R)(10m/起)→
≫△神聖魔法行使[八百万の神饌] MP-0 次の手番開始時に「威力(魔力)+精神B」点のMPを一時的に得る
▶神聖魔法行使[八方萬音頭] MP-20 達成値を比べ合って解除したい効果を消滅させる→術者(∼±30m/すべて)
≫特殊神聖魔法行使[護法の祝詞] MP-~P技能Lv 「消費MP」点の障壁を与える(3R)(30m/起)→
≫△神聖魔法行使[凶祓え] MP-5 【護法の祝詞】に攻撃者に反撃する追加効果を与える→術者
≫△神聖魔法行使[厄祓え] MP-5 【護法の祝詞】にさらに「精神B」点のMPを消費してその分障壁を増強→術者
▶特殊神聖魔法行使[死返し] MP-10 障壁がダメージを受けた分だけ,効果終了時に呪い属性の確定ダメージを与える(3R)→術者

流派装備

名称 知名度 カテゴリ 価格 概要
神饌(しんせん) 0 冒険道具類(消耗品) 400G/1200G/1600G/3800G 神々に捧げる供物
聖印(榊樹山合祀) 25 冒険者技能用アイテム 100 神聖魔法の行使、および護人衆(もりびとしゅう)榊樹巫覡杜(さかきふげきのもり)の秘伝の宣言に使用

秘伝

万祝詞(よろずのりと)五分恩寵(ごぶおんちょう)

必要名誉点
20
タイプ
《魔法拡大/時間》変化型
前提
無し
限定条件
聖印(榊樹山合祀)
使用
プリースト技能
適用
10秒(1ラウンド)持続
リスク
無し
概要
持続的な回復を行う。
効果

 この秘伝の宣言下では、HPを回復する【キュア・○○】の行使において、持続的な回復を行うことを選択できます。
 そうした場合、「時間:1分(6ラウンド)」となり、効果時間中対象の手番の終了時に自動的にHPを回復する効果となります。
 この効果による持続的な回復の数値は「行使した魔法の威力表の出目を5として算出した回復量/2」点です。
 この形の魔法行使では、基礎特技と同じく消費MPは2倍に計算されます。

万祝詞(よろずのりと)御霊移詩(みたまうつし)

必要名誉点
20
タイプ
《魔法拡大/確実化》変化型
前提
無し
限定条件
聖印(榊樹山合祀)
使用
プリースト技能
適用
10秒(1ラウンド)持続
リスク
無し
概要
御霊の力で致命の一撃から護る。
効果

 この秘伝の宣言下では、【アウェイクン】の効果を変更することを選択できます。
 そうした場合「時間:30秒(3ラウンド)」となり、効果を以下の文面に変更します。
 「対象がHPが0以下になるダメージを受けた時、そのダメージを無効化します。この効果が一度発動すると、この魔法は解除されます。」

 この形の魔法行使では、基礎特技と同じく消費MPは2倍に計算されます。

万祝詞(よろずのりと)神成ル兵(かみなるつわもの)

必要名誉点
20
タイプ
《魔法拡大/威力確実化》変化型
前提
無し
限定条件
聖印(榊樹山合祀)
使用
プリースト技能
適用
10秒(1ラウンド)持続
リスク
無し
概要
排敵の加護をより柔軟なものとして賜る。
効果

 この秘伝の宣言下で【神成る太刀】を行使した場合、下記の効果から2つまでを選び、追加することを選択できます(同じ効果は重複して選べません)。
 選んだ効果1つにつき、【神成る太刀】のスレイヤーの値を「2」減少します。

・スレイヤーの対象から受ける物理ダメージ-2
・スレイヤーの対象から受ける魔法ダメージ-2
・スレイヤーの対象へ行う命中力判定+1
・スレイヤーの対象へ行う回避力判定+1
・スレイヤーの対象へ行う生命抵抗力判定・精神抵抗力判定+1

 この形の魔法行使では、基礎特技と同じく消費MPは2倍に計算されます。

秘伝魔法

2
付喪(つくも)信応(しんおう)
必要名誉点
20
消費
5
対象
1体
射程/
形状
接触/
時間
1日
抵抗
任意
概要
付喪神の加護を得る。
効果

 この魔法の行使には聖印(榊樹山合祀)が必要です。
 対象は自身の所有する武器か防具を一つ選択します。
 選択したものが武器であれば、以下のいずれかの効果を得ます。
 1.威力表のダイスを振り、出目を確認した後、打撃点を「2」点上昇させます。
 2.命中判定の達成値を求めてから、その達成値を「1」だけ上昇させます。対抗判定などの場合、その結果を覆す目的で使用できます。

 選択したものが防具であれば、以下のいずれかの効果を得ます。
 1.自身の受けるダメージを確認した後、防護点を「2」点上昇させます。
 2.回避判定の達成値を求めてから、その達成値を「1」だけ上昇させます。対抗判定などの場合、その結果を覆す目的で使用できます。

 選択した効果を一度発動すると、この魔法は解除されます。
 この魔法は、同じ対象には1日に1回までしか行使できません。

4
神成(かみな)太刀(たち)
必要名誉点
20
消費
3
対象
1体
射程/
形状
1(10m)/
起点指定
時間
3分(18ラウンド)
抵抗
任意
概要
万の神より排する敵に合わせた加護を得る。
効果

 この魔法の行使には聖印(榊樹山合祀)が必要です。
 効果時間中、対象が使用する武器に「スレイヤー(+4)」を与え、魔法の武器として扱います。
 スレイヤーの対象は、魔法の行使時点で術者が選択します。

7
八百万(やおよろず)神饌(しんせん)
必要名誉点
20
消費
0
対象
術者
射程/
形状
術者/
時間
特殊
抵抗
なし
概要
神々に供物を捧げ、恩恵を得る
効果

 この魔法の行使には聖印(榊樹山合祀)が必要です。
 神々に神饌(しんせん)を捧げ、その後、それを取り込むことで恩恵を得ます。
 この魔法を行使する時は、術者は所持している神饌(しんせん)から一つを選択し、消費しなければなりません。
 術者はこの魔法を行使した次のラウンドの手番の開始時に「威力(神聖魔法の魔力)」(クリティカルなし)+「精神力ボーナス」点のMPを一時的に獲得します。このMPを使って神聖魔法を行使することができます。このMPは自身のMPや〈魔晶石〉と組み合わせても構いません。
 この臨時のMPは神聖魔法の行使以外には使えません。
 この臨時のMPは獲得した手番の終了時に消滅します。

10
八方萬音頭(はっぽうよろずおんど)
必要名誉点
20
消費
20
対象
全エリア(半径30m)/
すべて
射程/
形状
術者/
時間
一瞬
抵抗
必中
概要
八百万の神々に祈りを捧げ、あらゆる害を取り除く
効果

 この魔法の行使には聖印(榊樹山合祀)が必要です。
 この魔法は追加でMPを2点消費する毎に魔法行使の達成値を+1する事ができます。これによる達成値上昇の上限は「プリースト技能レベル」までです。
 この魔法が達成値の比べあいを行う際、判定がクリティカルしている効果に対して、達成値+5ルールとして扱い、比べあいを行います。(つまり、行使のクリティカルしている効果であっても+5以上の達成値差を付ける事で解除可能です)
 範囲内の任意の対象に、自身が受けている解除したい効果を任意に選択させ、その全ての効果を消滅させます。この時には、達成値の比べあいが必要です。
 この魔法は、行使に1時間を費やすと「対象:全エリア(半径1km/すべて)」に変更されます。また、達成値に+5の修正を得ます。
 この魔法は、行使に1時間を費やす場合、複数人で行使する事が可能です。その場合本来の神聖魔法の行使達成値を平均し、其々が追加で消費したMPによる達成値の修正の合計を加算します。この儀式において、参加者が一人でもファンブルした場合、この魔法の行使は失敗します。

2
護法(ごほう)祝詞(のりと)
必要名誉点
20
消費
MP任意
対象
1体
射程/
形状
2(30m)/
起点指定
時間
30秒(3ラウンド)
抵抗
任意
概要
災いを退ける加護を与える
効果

 この魔法の行使には聖印(榊樹山合祀)が必要です。
 「プリースト技能レベル」点までのMPを消費することで、対象に「消費したMP」点のHPを持つ障壁を与えます。この魔法は同一の対象には10秒(1R)の間に一回まで使用可能です。
 この障壁を与える効果を適用する際のMP消費は、《MP軽減/プリースト》をはじめ、あらゆるMPを軽減する効果を受けられません。
 この障壁は、対象が被る物理ダメージ、魔法ダメージ、確定ダメージのすべて(以下、この流派の説明中では、単に「ダメージ」と表記します)を肩代わりします。
 対象がダメージを受けるときは、まず、この障壁にダメージが適用されます。このとき、キャラクター自身の防護点を含め、ダメージを軽減する効果は一切はたらきません。
 障壁のHPは決して回復しません。HPが0になれば消滅します。
 障壁のHPを越えるダメージを受けた時には、障壁が消滅すると同時に、余剰となったダメージがキャラクターに適用されます。この時には、防護点を含め、ダメージを軽減する効果は有効です。

4
凶祓(まがはら)え】
必要名誉点
30
消費
5
対象
術者
射程/
形状
術者/
時間
特殊
抵抗
なし
概要
加護に災いを戒める力を与える
効果

 この魔法の行使には聖印(榊樹山合祀)が必要です。
 効果時間中、術者が【護法の祝詞】の効果によってMPを消費する際、効果を変更することを選択できます。
 変更した場合、「【護法の祝詞】で消費したMP/2(切り捨て)」までの任意の値を選択し、障壁のHPが「消費したMP-選択した値」になり、障壁にダメージを与えたキャラクターに「選択した値」点の魔法ダメージを与えるものになります。
 戦闘が終了するとこの魔法の効果は終了します。
 この秘伝魔法を習得した場合【厄祓え】の秘伝魔法は習得できません。

7
厄祓(やくはら)え】
必要名誉点
30
消費
5
対象
術者
射程/
形状
術者/
時間
特殊
抵抗
なし
概要
加護をより強固なものとする
効果

 この魔法の行使には聖印(榊樹山合祀)が必要です。
 効果時間中、術者が【護法の祝詞】の効果によってMPを消費する際、さらに追加で「精神力ボーナス」点までのMPを消費することを選択できます。
 障壁のHPは「消費したMP+追加で消費したMP」点となります。
 戦闘が終了するとこの魔法の効果は終了します。
 この秘伝魔法を習得した場合【凶祓え】の秘伝魔法は習得できません。

10
死反(まかるかへ)し】
必要名誉点
50
消費
10
対象
術者
射程/
形状
術者/
時間
一瞬/
30秒(3ラウンド)
抵抗
なし
概要
加護の受けた力を蓄積し、解き放つ。
効果

 この魔法の行使には聖印(榊樹山合祀)が必要です。
 効果時間中、【護法の祝詞】による障壁がダメージを受ける度、そのダメージを記録します。
 この魔法の効果時間が終了した時、「記録されたダメージの合計」点の呪い属性の確定ダメージを「射程/形状:50m/起点指定」「対象:1体」に与えます。

製作者:手井