【御影衆・芥山流祭儀祈祷法】
(サザンカ帝国・芥山)- 入門条件
- 50名誉点
宿願
芥山の祭儀を蘇らせるため
仇敵
???
概要(流派)
現在のサザンカ帝国があるヒノマル地方の西部、そこから山脈沿いの森に大和那国(魔動機文明)時代初期から芥山の社が建てられ、そこで樹神ダリオンの信徒を中心としてヒノマルの自然を尊み、季節ごとにその自然の移ろいを祝う"芥山祭儀"が執り行われておりました。
四季それぞれを祝う祭儀は"祓詞"を用いた祈祷と、武器を用いた武祷の2つによって為されます。春は花、夏は生命、秋は豊穣、冬は寒空を表わすものに信ずる神の印を描いたもの神体に見立て、その神体の前で詞と舞を捧げることで、これからのヒノマルの安寧を願っておりました。
しかし大戦乱が始まって以降、人々は戦いの苛烈さから生きる事に必死で、いつしか芥山の祭儀を忘れてしまいました。それだけでなく、その祈祷と武祷が戦法としても有用なことから影の世界に目をつけられ、戦のためにその祭儀が使われるようになったことで表の世界に本来の姿を表わせなくなり、本来の在り方は退廃してしまいました。
概要(忍界乱世への参加)
もはや本来の姿は見る影も無くなった芥山の姿。サザンカの戦乱の末にも退廃した祭儀を蘇らせることすら叶わないだろうと諦めていた彼らの前に、ちょうどムラクモが割れたことで飛び散り、その十の剣片の一つ〈布都斯、神奈備〉が芥山の社に突き刺さりました。
その魔剣、〈布都斯、神奈備〉はムラクモとしての力を完全に取り戻していません。ですが、それでも尚魔剣の加護が社を包み、あらゆる厄害を退けました。ならばムラクモとして完成させた末には、その大いなる加護で再び芥山の祭儀を再建させられるのではと思い至りました。
戦いに苦しみ、いつしか祈祷を忘れた人々の安楽となるために彼らは忍界乱世に身を投じます。
忍郷
詳細
サザンカ帝国から東へ十里(40km)ほど歩いたところにある芥山、そのやや古ぼけた社がこの流派のシノビの忍郷です。といっても、寂れた小さな社であることと、戦乱を引き起こしているサザンカの目から身を潜めている故にそこにシノビが住まうことはごく稀で、その近隣にシノビらが住んでいることが多いです。
流派装備
秘伝
《春祭祓詞》
- 必要名誉点
- 20
- タイプ
- 《魔法拡大/威力確実化》変化型
- 前提
- なし
- 限定条件
- なし
- 使用
- プリースト技能
- 適用
- 10秒(1ラウンド)持続
- リスク
- なし
- 概要
- 回復量算出の出目が「10」で固定される
- 効果
この秘伝の宣言下では、術者は【キュア・〇〇】の行使において、そのHP回復量の算出時に威力表の最初の出目を「5,5」の「10」として扱うことを選べます。
この形の魔法行使では、基礎特技と同じく消費MPは2倍に計算されます。
この秘伝を習得して以降、《夏祭祓詞》《秋祭祓詞》《冬祭祓詞》は二度と習得できなくなります。
《夏祭祓詞》
- 必要名誉点
- 20
- タイプ
- 《魔法拡大/確実化》変化型
- 前提
- なし
- 限定条件
- なし
- 使用
- プリースト技能
- 適用
- 10秒(1ラウンド)持続
- リスク
- なし
- 概要
- [分類:アンデッド]にもHP回復効果を適用することができる
- 効果
この秘伝の宣言下では、術者は【キュア・〇〇】の行使において、そのHP回復効果を[分類:アンデッド]にも適用させることを選べます。
秘伝の習得には操霊魔法【アース・ヒール】を行使できる場合に限って宣言可能であり、この形の魔法行使において、消費MPを「+3」点します。《魔法拡大/**》を他にも適用しているのであれば、この消費MP増加の上で、倍加計算が行われます。また、この消費MPの増加も、操霊魔法の消費MPを減じる効果を適用することができます(最低1点消費)。
この秘伝を習得して以降、《春祭祓詞》《秋祭祓詞》《冬祭祓詞》は二度と習得できなくなります。
《秋祭祓詞》
- 必要名誉点
- 20
- タイプ
- 《魔法拡大/時間》変化型
- 前提
- なし
- 限定条件
- なし
- 使用
- プリースト技能
- 適用
- 10秒(1ラウンド)持続
- リスク
- なし
- 概要
- 最大HPの上限を超えてHPを回復することができる
- 効果
この秘伝の宣言下では、術者は【キュア・〇〇】の行使において、HP回復量がHPの最大値を上回る場合、その最大値を越えて「最大HP+術者の冒険者レベル×2」点までHP現在値を回復させることができます。
この形の魔法行使では、基礎特技と同じく消費MPは2倍に計算されます。
この秘伝を習得して以降、《春祭祓詞》《夏祭祓詞》《冬祭祓詞》は二度と習得できなくなります。
《冬祭祓詞》
- 必要名誉点
- 20
- タイプ
- 《魔法拡大/範囲》変化型
- 前提
- なし
- 限定条件
- なし
- 使用
- プリースト技能
- 適用
- 10秒(1ラウンド)持続
- リスク
- なし
- 概要
- 【キュア・〇〇】を範囲化する
- 効果
この秘伝の宣言下では、術者は【キュア・〇〇】の行使において、その対象を「対象:1エリア(半径3m)/5」に変更することができます。消費MPは基礎特技同様、2倍して計算されます。また、そこから基礎特技同様、効果範囲をさらに拡大することもできます。
この秘伝を習得して以降、《春祭祓詞》《夏祭祓詞》《秋祭祓詞》は二度と習得できなくなります。
《大祓・武祭の儀》
- 必要名誉点
- 30
- タイプ
- 《マルチアクション》変化型
- 前提
- なし
- 限定条件
- なし
- 使用
- -
- 適用
- 1回の武器攻撃または1回の魔法行使
- リスク
- 生命・精神抵抗力判定-2
- 概要
- 武器攻撃と流派秘伝の効果を適用した魔法行使を同時に行う
- 効果
武器攻撃または魔法行使、どちらかを主動作で行うときに宣言し、その1回に有効です。
基本的には《マルチアクション》と同様ですが、魔法行使時に秘伝宣言者の習得している【御影衆・芥山流祭儀祈祷法】の流派秘伝の効果を適用させることを選べます。この効果の適用は追加の特技宣言として扱わず、総じて1回の特技宣言によるものとして扱われます。
この秘伝を習得して以降、《大祓・双祭の儀》は二度と習得できなくなります。
《大祓・双祭の儀》
- 必要名誉点
- 30
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 冒険者レベル5以上
- 限定条件
- なし
- 使用
- -
- 適用
- -
- リスク
- -
- 概要
- 《春祭祓詞》《夏祭祓詞》《秋祭祓詞》《冬祭祓詞》から追加で一つ習得できるようになる
- 効果
秘伝習得者は、《春祭祓詞》《夏祭祓詞》《秋祭祓詞》《冬祭祓詞》から秘伝を追加で一つ習得することができるようになります。
この秘伝を習得して以降、《大祓・武祭の儀》は二度と習得できなくなります。
《舞祓・*祭祓唄》
- 必要名誉点
- 30
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 冒険者レベル7以上
- 限定条件
- なし
- 使用
- -
- 適用
- -
- リスク
- -
- 概要
- 【バトルソング】の性能及び効果を強化する
- 効果
習得時に「*」に秘伝習得者が習得している《春祭祓詞》《夏祭祓詞》《秋祭祓詞》《冬祭祓詞》から1つ選び、その1文字目を書き込みます。
秘伝習得者が神聖魔法【バトルソング】を行使するとき、選んだ秘伝の効果を適用することでその魔法の効果に以下の追加効果を加えます。このとき、宣言した秘伝の効果と同じく消費MPは2倍に計算されます。- 《春祭祓詞》
- 効果を受けているキャラクターが威力表の素の出目で「4」以下を出したとき、効果時間中に一回だけその出目を振り直すことができます。クリティカルが発生した振り足しの出目には適用できません。
- 《夏祭祓詞》
- 効果を受けている[分類:アンデッド][分類:魔法生物][分類:魔動機]のキャラクターは神聖魔法や妖精魔法(光)の回復効果を受けられるようになります。
- 《秋祭祓詞》
- 効果を受けているキャラクターがHPを回復したとき、HP回復量がHPの最大値を上回る場合、その最大値を越えて「最大HP+術者の冒険者レベル×2」点までHP現在値を回復させることができます。
- 《冬祭祓詞》
- 「対象:1エリア(半径6m)/すべて」から「対象:全エリア(半径30m)/すべて」に変更されます。
秘伝魔法
これらはすべて神聖魔法です。プリースト技能をしかるべきレベルで習得したキャラクターは、名誉点を支払うことで、これらの魔法を習得できます。
- 2
- ≫【ディザブルキュア】
- 必要名誉点
- 20
- 消費
- MP1
- 対象
- 1体
- 射程/
形状 - 2(30m)/
起点指定
- 時間
- 特殊
- 抵抗
- 必中
- 概要
- 術者の【キュア・〇〇】の効果を受けられなくなる
- 効果
対象は術者の手番終了まで、術者が行う【キュア・〇〇】の魔法の対象から自動的に除外されます。
- 2
- ≫△【ディバインアボイド】
- 必要名誉点
- 20
- 消費
- MP3
- 対象
- 術者
- 射程/
形状 - 術者/
―
- 時間
- 10秒(1ラウンド)
- 抵抗
- 任意
- 概要
- 「プリースト技能レベル+敏捷度ボーナス」で回避力判定を行える
- 効果
厄を寄せ付けぬ神の加護を身に宿します。
効果時間中、回避力判定の基準値を「プリースト技能レベル+敏捷度ボーナス」で行えるようになります。
- 3
- ≫【オーラ・ソード】
- 必要名誉点
- 20
- 消費
- MP2
- 対象
- 術者
- 射程/
形状 - 術者/
―
- 時間
- 10秒(1ラウンド)
- 抵抗
- 任意
- 概要
- 威力20の近接武器を作製する
- 効果
術者は効果時間中、近接武器として以下の〈オーラ・ソード〉を得ます。さらに術者が【セイクリッド・〇〇】の効果を受けている場合、その武器は「魔法の武器+1」として扱われ、命中力判定に+1のボーナス修正を得て、追加ダメージが「+1」されます。
この武器で攻撃するとき、命中力判定は「プリースト技能レベル+器用度ボーナス」で行うことが可能です。追加ダメージは「魔力」となります。
魔物データのキャラクターの場合、命中力は「魔力(魔力+7)」となり、打撃点は「2d+(魔力+8)」点となります。
この武器でダメージを与える場合、効果時間中に1回だけ、適用ダメージと同じだけ自身のHPを回復させることができます。HP回復効果を使用するかどうかは、適用ダメージを確認した後に選べます。名称 用法 必筋 命中 威力 C値 追加D 〈オーラ・ソード〉 1H 1 - 20 10 -
- 7
- ≫【オーラ・ソードⅡ】
- 必要名誉点
- 30
- 消費
- MP3
- 対象
- 術者
- 射程/
形状 - 術者/
―
- 時間
- 10秒(1ラウンド)
- 抵抗
- 任意
- 概要
- 威力40の近接武器を作製する
- 効果
【オーラ・ソードⅠ】と同様ですが、作製される武器が以下のデータになります。
名称 用法 必筋 命中 威力 C値 追加D 〈オーラ・ソードⅡ〉 1H 1 - 40 10 -
- 12
- ≫【オーラ・ソードⅢ】
- 必要名誉点
- 50
- 消費
- MP4
- 対象
- 術者
- 射程/
形状 - 術者/
―
- 時間
- 10秒(1ラウンド)
- 抵抗
- 任意
- 概要
- 威力60の近接武器を作製する
- 効果
【オーラ・ソードⅠ】と同様ですが、作製される武器が以下のデータになります。
名称 用法 必筋 命中 威力 C値 追加D 〈オーラ・ソードⅢ〉 1H 1 - 60 10 -