【護人衆・蕣花無影流】
(ヒノマル地方・リンドウ国)- 入門条件
- 50名誉点
宿願
忍界乱世を監視し、【叢雲の欠片】争奪戦の秩序を守るため
仇敵
???
概要(流派)
影の世にも秩序あり。
そうして影の世界全体を俯瞰し、監視し。道外れたシノビを見つければ制裁を下す。そんな、シノビの世における制裁装置の中核として働いている流派がこの【護人衆・蕣花無影流】です。
本拠地はシノビ発祥の地、リンドウに存在し、古くより【護人衆】の司令塔兼、耳目として動いてきました。
その仕事振りは風林火山の如く。影の世界にあっても静かに監視し、いざ掟破りが出たとなれば調査と、各流派への連絡を行います。
掟破りへの対処を第一としており、勝てないと判断すれば即座に撤退を指示します。その上で、監視を続けながら増援を手配したり、搦め手を利用することにも躊躇はありません。掟破りへの制裁こそが至上命題なのですから。
また、彼らは魔術に長けた者が多く、魔法と弓を同時に駆使するための特殊な黒い矢を用いることが多々あるようです。
概要(忍界乱世への参加)
ヒノマル全土へと散っていった、【叢雲の剣片】。
それが掟破りを行うようなシノビへと渡ってしまえば、どうなるかは想像に難くありません。
故にそれを防ぎ、可能ならば己らが【叢雲の剣片】の確保し、監視に役立てようと。出来なければ、せめて掟破りに渡らぬよう。【忍界乱世】に身を投じる事になります。
忍郷
詳細
彼らの忍郷は、主に森の奥にある神社を中心とて作られた隠れ里となっています。どこにある忍郷であっても、必ず流派の象徴となっているムクゲの花が植えられており……毎年6月から9月にかけては、白い花が境内に咲き誇ります。
流派秘伝に用いられる呪印矢は主に中心となっている神社の中で作成されています。この作成法は秘中の秘のものとなっているため、里の中でも一部の者しか詳しい製作方法を知り得ません。
彼らの訓練は森の中に的を複数並べ、それらを同時に射抜くなどの曲芸染みたものとなっています。これらは事故防止も兼ねて集団で執り行われ、各忍郷の宗家によってスケジュールを決め、行われています。
他流派のシノビが滞在することを許可されるのは、前述の訓練が見えない範囲までです。特に神社の本殿は入らないよう、硬く言い渡されます。それらの決まりごとを滞在者に破られないよう、必ず目付役を置くのが習わしとなっています。
流派装備
名称 | 知名度 | カテゴリ | 価格 | 概要 |
---|---|---|---|---|
呪印矢(12本) | 10 | 〈矢弾〉 | 12 | 【護人衆・蕣花無影流】の各種秘伝使用に必要な矢弾。MP3消費で威力+5 |
呪印矢・閃 | 10 | 〈矢弾〉 | 250 | 【護人衆・蕣花無影流】の各種秘伝使用に使える閃牙の矢。MP3消費で威力+5 |
呪印矢・粘 | 10 | 〈矢弾〉 | 360 | 【護人衆・蕣花無影流】の各種秘伝使用に使える粘着液の矢。MP3消費で威力+5 |
呪印矢・轟 | 10 | 〈矢弾〉 | 80 | 【護人衆・蕣花無影流】の各種秘伝使用に使える雷鳴の矢。MP3消費で1Rの間生命・精神抵抗力判定-1 |
呪印矢・魔 | 10 | 〈矢弾〉 | 1400 | 【護人衆・蕣花無影流】の各種秘伝使用に使える魔法ダメージを与える矢。MP3消費で威力+5 |
呪印矢・鳴 | 10 | 〈矢弾〉 | 5 | 【護人衆・蕣花無影流】の各種秘伝使用に使える鏑矢。MP3消費で威力+5 |
呪印矢・念 | 10 | 〈矢弾〉 | 160 | 【護人衆・蕣花無影流】の各種秘伝使用に使える念動の矢。MP3消費で威力+5 |
秘伝
《無影式》
- 必要名誉点
- 30
- タイプ
- 常時型
- 前提
- 《護人戦技》
- 限定条件
- 〈ボウ〉装備、〈呪印矢〉使用
- 使用
- -
- 適用
- -
- リスク
- -
- 概要
- 《護人戦技》をボウで使用可能にする。
- 効果
【護人衆】の秘伝、《護人戦技》を基礎とした秘伝です。
〈ボウ〉装備に限り、《護人戦技》の適用を「1回の近接攻撃」から「1回の〈ボウ〉による遠隔攻撃」に変更します。
《天眼》
- 必要名誉点
- 20
- タイプ
- 《マルチアクション》変化型
- 前提
- 限定条件
- 〈ボウ〉装備、〈呪印矢〉使用
- 使用
- -
- 適用
- 1回の〈ボウ〉による遠隔攻撃または魔法行使
- リスク
- なし
- 概要
- 〈ボウ〉による遠隔攻撃と魔法行使を同時に行う
- 効果
並列思考を用いて、魔術の組み立てと同時に単体へ矢を放ちます。
〈流派装備の矢弾〉を用いた〈ボウ〉による1回の遠隔攻撃または魔法行使、どちらかを主動作で行うときに宣言し、その1回に有効です。
遠隔攻撃時に宣言したならば、その直後に魔法を行使できます。逆に、魔法行使時に宣言したならば、その直後に遠隔攻撃を行えます。キャラクターが1ラウンドに複数の宣言特技を行える能力を持っていても、この追加の魔法行使や遠隔攻撃にさらに《天眼》を宣言することは出来ません。
遠隔攻撃と魔法を行使するための条件は満たしていなければならず、移動の種別も「制限移動」に限られます。
《浄眼》
- 必要名誉点
- 20
- タイプ
- 独自宣言型
- 前提
- 《武器習熟A/ボウ》
- 限定条件
- 〈ボウ〉装備、〈呪印矢〉使用
- 使用
- -
- 適用
- 主動作による1回の〈ボウ〉での遠隔攻撃
- リスク
- なし
- 概要
- 〈ボウ〉により複数の対象へ攻撃する。
- 効果
上空へ複数の矢を放ち、狙った地点へ矢の雨を降らせます。
主動作による〈ボウ〉での遠隔攻撃1回を行う際に宣言します。
「射程/形状:〈ボウ〉の射程/起点指定」「1エリア(半径3m)/5体」で遠隔攻撃を行います。
この際、任意の対象を選択から除外することが可能です。 そうした場合、除外した対象(部位)1体につき命中力判定に-1のペナルティ修正を受けます。
この秘伝を使うと、同じ種類の矢を5本、同時に消費します。消費できない状態では、秘伝の宣言そのものが出来ません。【上位秘伝】
《三眼》 タイプ:独自宣言型 前提:《影矢》、《浄眼》 名誉点:30
・二種類の矢を5本ずつ消費し、その両方の効果を得ることが出来ます。
《蕣花狂乱》
- 必要名誉点
- 30
- タイプ
- 独自宣言型
- 前提
- なし
- 限定条件
- 〈ボウ〉装備、〈呪印矢〉使用
- 使用
- 特殊
- 適用
- 1回の遠隔攻撃
- リスク
- 特殊
- 概要
- 2つの宣言特技または秘伝の効果を同時に受ける
- 効果
この秘伝は、以下の宣言特技または秘伝のうち複数を習得していなければ、意味がありません。
《必殺攻撃Ⅰ》《牽制攻撃Ⅰ/Ⅱ/Ⅲ》《浄眼》《三眼》《挑発攻撃Ⅰ/Ⅱ》《影矢》
主動作による1回の〈ボウ〉による遠隔攻撃に宣言可能です。そして、宣言時に秘伝使用者は前記の宣言特技あるいは秘伝で、自信が習得しているものの中から異なる2つを任意に選びます。
選んだ2つの宣言特技の効果を同時に適用し、攻撃を行います。この時、《必殺攻撃Ⅰ》は1回の射撃攻撃に適用するものとし、複数を同時に攻撃する場合、命中した中から任意に1体を選び、効果を適用します。この時、〈呪印矢〉におけるMP消費効果を使用した場合、それによる本来の効果の代わりに、対象が持つクリティカル無効系能力やクリティカル悪化系能力をすべて無視してダメージを与えることが出来るようになります。
GMは前記の戦闘特技を基礎特技とする他流派秘伝も、この秘伝での宣言が可能と裁定しても構いません。ただし、宣言時に2つを選択するとき、その基礎特技が同じであるものを選択することは出来ません。
複数の宣言が出来る場合でも、この秘伝を宣言した攻撃において、同一の特技が被るような宣言を行うことは出来ません。