この秘伝を宣言した手番においては、すべての魔法行使において、この拡大を行うかどうかを選択できます。
　拡大を行う場合、次の効果を得ます。
　術者が「対象:1体、1体✕、1体全」の魔法を行使する際に効果を発揮します。 術者が唱える該当の魔法は、対象を「半径3m/5体」として行使され、消費MPを2倍にします。
　無論、《魔法拡大/数》は宣言できませんし、変化元である《魔法拡大/範囲》も宣言できません。(逆に言えば、それ以外の魔法拡大は有効です)

【上位秘伝】
《フェイクワード「拡散」》　タイプ:《魔法拡大/範囲》変化型　前提:《フェイクワード「爆発」》《魔法制御》　名誉点:50点
　・該当の魔法を行使した際、任意の対象を除外できます。 但し、「抵抗:任意」として扱われます。

　魔法の行使を行う際に宣言し、その1回に有効です。
　本来の2倍のMPを消費し、魔法の対象となったキャラクターはその生命抵抗力・精神抵抗力判定において、一切のボーナス修正を受けることができません。(剣の欠片を含みます。)

　この秘伝を宣言した手番においては、すべての魔法行使において、この拡大を行うかどうかを選択できます。
　拡大を行う場合、次の効果を得ます。 消費MPの増加はありません。

　魔法の効果で威力表を使用する時、「2d6」を振るのではなく、「1d6」を1回振り、その値を二倍して威力表に当て嵌めます。
　この威力表参照の結果に運命変転などの出目を操作する効果は使用可能です。 そうした場合、二つの出目がどちらも1d6の結果出ていたものと同じものが出た物として処理します。