【ミシア教室特別科目・魔封刃の型】
- 入門条件
- 50名誉点
教室を持つ教師の中でも特別優れているとされるナイトメア「ミシア・アルコット」が教える特別科目の一つです。
ミシアは優れた魔法使いでありながら、熟練の魔法戦士でもあります。 彼は魔法と武器の合一を研究課程として考え、そして「魔封刃」と呼ばれる技法を開発するに至りました。
これは魔法戦士としてただマナを運動として用いるのではなく、マナによる現象を刃として成形しながら攻撃を行う技法です。
現象化したマナは通常の魔力撃と変わらないだけの破壊力を持ちながらも、現象として様々な副次的作用を齎すことができます。
加え、「魔封刃」との名の通り魔法を刃と成形したものは、魔法による現象を引き起こすにも関わらず、抵抗を切り裂いてしまう為に抗う事を許さない、非常に独特な技法として成立しています。
この技法の開発者であるミシアは自らの教室の生徒に、望むならば望むだけを教えており、その中にはこれを流派として見るならば秘奥とされるであろう内容を含みます。
……然し、やはり元々ナイトメアであるミシアと比較すれば、生徒からは難易度が高いのか、「魔封刃」の全てを会得出来たものは殆ど居ません。
ですが、得られているのがもし断片であったとしても、この技法を修得した者は優れた魔法戦士として評される事でしょう。
流派装備
名称 | 知名度 | カテゴリ | 価格 | 概要 |
---|---|---|---|---|
"茨姫" | 15 | 〈ソードS〉 | 32,800 | 名誉点:100点 |
秘伝
《魔封刃解放》
- 必要名誉点
- 50点
- タイプ
- 《マルチアクション》変化型
- 前提
- なし
- 限定条件
- なし
- 使用
- -
- 適用
- 1回の近接攻撃
- リスク
- なし
- 概要
- 命中力によって行使判定を行う。
- 効果
現象化した魔法を刃として形成し、叩き付けます。
近接攻撃を行う際に宣言し、その1回に有効です。 命中判定を行う前に、「対象:術者、物体、弾丸」ではなく、「抵抗:任意、なし」でもない、自身の行使可能な魔法を1度行使し、その抵抗判定などを行わずに、-2のペナルティ修正を受けて命中力判定を行います。
近接攻撃が命中した場合その攻撃によるダメージを「0」として算出し、行使した魔法を「対象:1体」として、抵抗判定に対象が失敗したものとして効果を発揮します。
近接攻撃が命中しなかった場合、魔法は何の効果も及ぼしません。
複数の対象へ同時に攻撃が命中した場合、魔法はその対象それぞれに効果を及ぼします。
前提特技と同様、この秘伝は1回の主動作につき1度だけ使用できます。
《魔封刃一閃》
- 必要名誉点
- 30点
- タイプ
- 《魔力撃》変化型
- 前提
- なし
- 限定条件
- なし
- 使用
- -
- 適用
- 1回の近接攻撃
- リスク
- 回避力・生命抵抗力・精神抵抗力-2
- 概要
- 近接攻撃のダメージを+「任意の魔力」。 魔力と特殊能力行使判定に-1。
- 効果
現象化したマナを大きな刃とし、対象の内のマナの流れを寸断します。
近接攻撃を行う際に宣言し、その1回に有効です。 近接攻撃が命中した場合、ダメージを+「(攻撃者の任意の魔力)」します。 リスクとして、回避力、生命抵抗力判定、精神抵抗力判定に-2のペナルティ修正を受けます。
これらに加え、命中した対象の内1体(複数部位ならその部位すべて)は、1R(10秒)の間魔力を-1し、特殊能力行使判定に-1のペナルティ修正を受けます。
複数を同時に攻撃する場合、命中した中から任意に1体を選びます。 そして、その1体へのダメージを上昇させ、ペナルティ修正を与えます。
この対象の選択は、ダメージを決定する前に行います。
《魔封刃熄縛》
- 必要名誉点
- 30点
- タイプ
- 《魔力撃》変化型
- 前提
- なし
- 限定条件
- なし
- 使用
- -
- 適用
- 1回の近接攻撃
- リスク
- 生命抵抗力・精神抵抗力-3
- 概要
- 近接攻撃のダメージを+「任意の魔力」。 回避力判定に-1。
- 効果
現象化したマナを無数の刃とし、攻撃と共に小さな楔として打ち込みます。
近接攻撃を行う際に宣言し、その1回に有効です。 近接攻撃が命中した場合、ダメージを+「(攻撃者の任意の魔力)」します。 リスクとして、生命抵抗力判定、精神抵抗力判定に-3のペナルティ修正を受けます。
これらに加え、命中した対象の内1体(複数部位ならその部位すべて)は、1R(10秒)の間回避力判定に-1のペナルティ修正を受けます。
複数を同時に攻撃する場合、命中した中から任意に1体を選びます。 そして、その1体へのダメージを上昇させ、ペナルティ修正を与えます。
この対象の選択は、ダメージを決定する前に行います。