特殊能力

●全身

○理想の愛人

対象としたキャラクターが理想とするものの姿を取り、それがもっとも喜ぶ立ち居振る舞いで、恋人として行動します。
その中で、対象を堕落へと誘導し、生産的な活動から遠ざけてしまいます。
この効果で姿を変えたり、それを解除したりは、この魔物が任意で瞬時に行うことができます(手番にも縛られません)。
姿を偽っている間は、魔物知識判定の対象とすることはできません。

●上半身

○2回行動

1ラウンドに主動作を2回行えます。

○逡巡の場／14(21)／精神抵抗力／消滅

この能力は「○理想の愛人」によって、姿を偽っている状態では効果を現しません。
この魔物から「半径30m」以内にいるキャラクターは、自身の手番開始時に精神抵抗力判定を行わねばなりません。
失敗したら、その手番の間は補助動作を実行するために、その1つごと、MPを「3」点消費しなければなりません。
練技や呪印のアクティベートなど、動作自体がMP消費を要求するものの場合、本来のMP消費に「+3」点するものとして扱われます。
そのため、別個に〈魔晶石〉で代替することはできませんし、《マナセーブ》などで軽減するときにもその合計から「1」点のみを減じます。

▶中立の願い／15(22)／精神抵抗力／消滅

この能力は「○理想の愛人」によって、姿を偽っている間は使用することはできません。
「射程／形状：50m／起点指定」で、「対象：1体」を指定します。
対象は精神抵抗力判定に失敗したら、10秒(1ラウンド)の間、主動作を行うために、その1つごと、MPを「10」点消費しなければなりません。
魔法の行使など、動作自体がMP消費を要求するものの場合、本来のMP消費に「+10」点するものとして扱われます。
そのため、別個に〈魔晶石〉で代替することはできませんし、《マナセーブ》などで軽減するときにもその合計から「1」点のみを減じます。

●下半身

☑テイルスイープ

自身の存在する乱戦エリア内の任意の5体までに、尻尾での攻撃を行います。
この能力は連続した手番には使えません。