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"怨讐の剣"カルム - ギルドシティ・ウェンリッド

"怨讐の剣"カルム

基本取引価格:取引不能
知名度
19/40
形状
黒い刀身に紅色の刃をもった大剣
カテゴリ
〈ソード〉SS
製作時期
不明
概要
復讐者に力を貸す、第二世代魔剣
効果
偽装

この剣の所有者は、所有者とこの剣の能力を好きなように偽装することが出来ます。
この効果の達成値は40です。
魔物知識判定時に、達成値「40」を越えた場合、この能力は破られます。
偽られていることに気づいたキャラクターは、自身の手番中、1度だけ補助動作で魔物知識判定を行えます。
その達成値が40を突破した場合、偽装は破られます。

所有者防護

持ち主を定め、護ります。
所有者へとかけられる精神、毒、病気属性の効果をすべて「抵抗:任意」として扱います。

超感覚付与

所有者の知覚を「五感(暗視)・魔法」へと変更します。

奈落と魔剣の導き

所有者のレベルを16にし、穢れを1つ増やし(初回装備時のみ)、レベル上昇による特典、そしてそれに応じた戦闘特技を習得させます。また、知覚を『五感(暗視)・魔法』にします。
ただし、「剣の託宣/運命凌駕」と「超越判定」は得られず、代わりに「剣の託宣/運命凌駕・偽」と「見えるはずのなかった現象(イグニス)」を得ます。
また、所有者の適正に応じて、所有者に特殊能力を与えます(何が与えられるかは所有者により変更されます)。

見えるはずのなかった現象(イグニス)」と「剣の託宣/運命凌駕・偽」
剣の託宣/運命凌駕・偽

このキャラクターのHPが0になった時、1日に1回だけHP、MPを全回復し、受けている不利効果を解除します。
「剣の託宣/運命凌駕」と違い、この効果はHPが0以下になった時に即座に宣言しなければなりません(=手番が来るまで発動を待つことは出来ません)

見えるはずのなかった現象(イグニス)

 魔法行使判定以外の行為判定において、ダイスの出目が「10」以上だった場合、更に2d6を振り足すことができます。
 振り足した結果が「10」未満になるまでこれを繰り返し(クリティカルと同様です)、そのすべての出目を合計します。
ただし、1回目の判定で6ゾロとなった場合、自動成功となります。
運命変転を使った場合、この効果は発生しません。

奈落よりの再誕

所有者のHPが0以下になった時、まだ戦闘続行の意思があった場合、「剣の託宣/運命凌駕・偽」を使用制限を無視して発動します。
代償としてHP上限が10削れます。この代償による上限減少は「剣の託宣/運命凌駕・偽」でも消えません。
こうしてHPの上限が0になった場合、所有者は戦闘不能となり、生死判定の余地無く数分以内に死亡します。
この能力を所有者が発動しなくなった場合、この剣は砕け散り、次の宿主を探します。

奈落の侵食

所有者が『奈落よりの再誕』を3回以上使用した時、その戦闘中所有者の与えるダメージに+2の修正を与え、受けるダメージを-1し、種族に『魔神』を追加します。

用法 必筋 命中 威力 C値 追加D 備考
2H 30 1 80 9 5 魔法の発動体として使用可能

由来・逸話

"解放の剣"イグニスを源流に持つ、第二世代の魔剣です。
第二の剣から生まれたにも関わらず、『復讐』を是とするためか……人蛮問わず、復讐者の手を渡っていきました。
しかし、魔法文明時代。魔神が来た頃に、魔神への報復を願う担い手が戦った際、この剣はひび割れ……奈落の底、異界へと落ちていきました。

悠久の時。目も眩むような、長い、永い時間の果て。
偶然にも、異界へと届いた『願い』は、担い手とするには相応しく。
生まれ落ちる『奈落の魔域』の力と、剣は混ざり合い。ひび割れを修復し。
歪な姿となり、担い手の下へ現界したのでした。

もっとも、本人(本剣?)はそれが不服なようです。

製作者:シンヤ