ギルドシティ・ウェンリッド

状態異常まとめ - ギルドシティ・ウェンリッド

状態異常まとめ

基本取引価格:非売品
知名度
8
形状
色褪せた本
カテゴリ
PL/GM用ツール
製作時期
現在
概要
状態異常解説本
効果

搭載

不意打ち(⇒Ⅰの156p)

移動妨害(⇒Ⅱの65p)

透明に対する処理(⇒Ⅱの78p)

そのうち書く!待ってて!

石化進行

石化進行は、キャラクターの能力をじわじわと減衰させ、最終的には石化に至らせるものです。
石化進行が発生する特殊能力では、説明文に「石化進行(能力値名/-X)」という記述がなされます。
この効果を受けたキャラクターは、指定された能力値が、指定された点数だけ減少します。
指定能力値がorで繋がれて複数あるときには、その中から無作為に1つ決定されます。
これによる能力値の低下は累積していき、それが0にまで達したら(0を超えてマイナスになることはなく、0で止まります)、そのキャラクターは完全に石化してしまいます。
石化してしまったものは、もはやいっさいの行動が不能です。
魔物データのキャラクターの場合、指定された能力値に関連した判定にペナルティ修正が発生します。
器用度であれば命中力判定、敏捷度であれば回避力判定、知力であれば魔法行使判定です。
GMは、その他、魔物データのキャラクターが使う特殊能力にも、関連能力値が明白であると判断すれば、これを適用してかまいません。ペナルティ修正の大きさは、能力値の減点量(-X)に依存します。
-6ならペナルティ修正は-1ですし、-12なら、ペナルティ修正は-2です。
魔物データのキャラクターは、この効果を同一の能力値に合計3回受けたら、石化が完了します(能力値の減点量は考慮せず、回数のみで判断します)。
石化進行の途中であれば、それが毒属性なら【キュアポイズン】、呪い属性なら【リムーブ・カース】のように、対応する解除の手段が有効ですが、完全に石化してしまった後は、〈キュアストーンポーション〉や【キュア・ストーン】など、石化を解除すると指定されている効果でなければ、元に戻すことはできません。
石化してしまったキャラクターは、基本的に、それ以上年を取らず、石の状態から解かれれば、何事もなかったかのように復帰できます。
ただし、石像にダメージがあれば、それは、適用されます。
首が折れてしまったら、生きて戻ることは不可能です。
また、あまりに長い年月を風雨にさらされ、風化してしまったものも、復活は難しいでしょう。

引きはがし処理

一部の魔物は、対象を触手で絡め取ったり、強力な腕で抱え込んだりという攻撃を行います。
その状態を脱出するための「引きはがし処理」を説明します。
キャラクターが捕獲されている状態に至るには、まず、命中力判定、もしくは、それに類する判定が行われているはずです。
GMは、このときの、魔物側の達成値をメモしておきます。
複数回の攻撃命中が起点となる能力の場合、そのうち、もっとも低いものを選びます。
捕らえられた状態にあるキャラクターは、主動作として、引きはがしによる脱出を試みることができます。
これは、「冒険者レベル+筋力ボーナス」を基準値とする行為判定で、先にメモしておいた魔物側の達成値と比べあい、それを超える達成値を得たならば、脱することができます(すでに主動作は終わっています)。
引きはがしは、別のキャラクターが試みることもできます。
同様の判定を行い、成功すれば対象のキャラクターは脱出でき、その直後から自由に行動可能です。
もちろん、助けたほうのキャラクターは、主動作は終わった状態です。
なお、GMが達成値のメモを忘れていた場合には、改めてサイコロを振って決定するか、固定達成値を利用してください。
複数のキャラクターが協力して引きはがしを行うときには、主として実行するキャラクターと、協力する立場のキャラクターとを先に定め、協力するキャラクターが先に主動作として協力を実行することを宣言し、手番を終了しておきます。
その状態から、引きはがしを実際に行うキャラクターが、自身の手番で引きはがしを行います。
このとき、協力すると宣言したキャラクターの「筋力ボーナス」(複数いるならその合計)をボーナス修正として加算できます。
魔物データのキャラクターが引きはがしを行うときは、「冒険者レベル+筋力ボーナス」の代わりに「生命抵抗力」を用います。

製作者:ねこ