スティファ…王の資質があるかどうか見極める。家臣予約。
ロメオ…友人。迷っていた私を正してくれた。
ミーレス…友人。全力で彼女を支えるのが私の贖いだ。
カルキ…恩人。私を赦さず、私の死を願ってくれた。

ブラッドブランデッド
「対象を差し、捉えながら爪を振うように手を振り翳す。すると血の爪が現れて同じ動きで敵を引き裂く召喚魔術だ。
　抵抗の余地なく微かな一撃を与え、その奪った生命を此方のものにできる。
　汎用性、燃費でいえば最高の魔法だろう。」
アヴェンジャー
「己の肉体を傷つけて痛みを報復に転化、敵を内側から呪い蝕み、痛みを倍化…刃に具現化して殺す報復式殺傷魔術だ。
　強力な攻撃手段にして使い勝手が良い。唯一の欠点は傷を生んで仲間に心配されることだが…」
ヴェノムブレス
「地に手を添えて召喚術を行使、敵達の陣地、その地から異界よりの毒を召喚し、広範囲を毒で蝕む広域殲滅魔術だ。
　味方も巻き込む可能性がある以上先陣での行使になるが、牽制には十分以上だろう。」
ブラッドミスト
「己の血を毒の霧に転化、その毒気で麻痺に近い症状を与え敵の技巧性、俊敏性を失わせる広域工作魔術だ。
　生命力を少し失うが、釣り合いの取れている支援術式。…あまり心配されたくはないのだが」
アストラルバーン
「着弾までに無際限に加速する異界よりのマナを凝縮したエネルギー弾を放つ狙撃魔術だ。
　離れている程殺傷力を増す一撃は遠距離狙撃手段として強力なものだろう。私には扱い難いが。」
デモニックスキン
「己の纏う鋼をパージ、それを一時的な呪術へと変換して瞬間的に敵の守りを無効化する私の最大の切り札だ。
　使い方を誤れば私の命が危うい、ある意味私の最大の弱点にもなり得るだろう。」

魔神召喚文「"アビスゲート"、干渉開始。接続―――完了。"開門"。媒体確認。」
魔神召喚文-ヴォーティガン「ヴォーティガン、"アビスゲート"干渉！」}}
『心得た。接続―――完了。"開門"。媒体確認。仮想展開完了。』
『〇階位制御術式展開。契約試行―成立。契約完了、""、召喚』
血で魔法円を描き、詠唱。
紅き術式から蒼黒い光を迸らせて放つ輝きは騎士の頭上に集い、奈落へと通ずる門へと形作られ、顎を開く。
「契約試行―――成立。契約完了、――""ッ！！」
「黒き悪逆たる擬人よ　似姿の悪魔よ　我が声に応え現へと我が姿を模し、悪夢を拓け！」
「我、"悪徳"を担う者。汝の"鎖"を握る者。我が魂を以て呼び覚ます異界よりの神に命ずる。」
インプ「魔神なる小鬼よ　矮小なる悪魔よ　我が声に応え現へとその悪虐を振い給う」
エルビレア「異形なる雑兵よ　深淵よりの尖兵よ　我が声に応え現へとその凶爪を振い給う」
アザービースト「彼世に蔓延る悪徳の眷属よ　異界よりの獣よ　我が声に応え現へとその牙を振い給う」
ケッククバック「魔を木霊せしめる魔神なる翁よ　精霊の担い手よ　我が声に応え現へとその叡知を振い給う」
アビスミニオンズ「別つ事なき二身一体の尖兵よ　番なる悪徳よ　我が声に応え現へとその双刃を振い給う」
アガル「邪悪なる蜘蛛の異形よ　嗜虐の亜人よ　我が声に応え現へとその暴虐を振い給う」
ナズラック「狂熱たる深淵の邪眼よ　巨躯の異形よ　我が声に応え現へとその眼を開き給う」
モヴキラ「毒振いたる異形の獣よ　の異形よ　我が声に応え現へとその眼を開き給う」
ゼヌン「探求の徒たる蟻食いの怪人よ　嗜好の亜人よ　我が声に応え現へとその悟性を振い給う」
ダブラブルグ「黒き悪逆たる擬人よ　似姿の悪魔よ　我が声に応え現へと我が姿を模し、悪夢を拓け！」
「――契約終了。"アビスゲート"、"閉門"。」

デモニックスキン
術の行使の間際、少し外れたからか防具が見えるようになり、だがその甲冑は輪郭を失い、蜷局を巻きながら呪いの奔流へとカタチを変えながら騎士の手元へ――― 「遠征に未だ果ては見えず、我が大罪が身許に赦されぬ限り。己を纏う罪よ、今こそ贖いの証を此処に示せ！！」『装甲溶解魔術、展開。呪装転換、発動！！』