いくつかの魔物には、他のキャラクターを搭載できるとされているものがあります。
これは、騎獣による搭載（⇒『Ⅲ』92頁）と同様、他のキャラクターを搭載状態として、
自身に載せることが出来る能力です。

搭載状態のキャラクターは、移動を搭載させてもらっているものに完全に依存し、
自身での移動を手番に行うことはできません。
一方で、手番では、搭載させてもらっているキャラクターの移動の種別にかかわらず、
「制限移動」で実行できる動作を行えます。

搭載能力を持つものに乗り込む(搭載状態となる)動作は主動作であり、
自身の移動(もちろん、通常移動まで)の後に行なえます。
降りる(搭載状態でなくなる)動作は補助動作です。
そのラウンドに、それまで搭載させてもらっていたキャラクターが移動を行っていなければ、
その後に自身の移動が可能です。

搭載状態のキャラクター、あるいは、それが搭載させてもらっているキャラクターのいずれかでも転倒すると、
騎獣からの落馬(⇒『Ⅲ』91頁)に準じた処理が行われます。

何らかの搭載能力を持つキャラクターは、
他のキャラクターに搭載させてもらって搭載状態となることはできません。
すなわち、「搭載を重ねていく」ことはできません。