容姿・経歴・その他メモ

生まれた環境

溺愛

冒険に出た理由

故郷にいられなくなって

身長

157cm

髪色

金

瞳色

右の邪眼は赤、左は緑

肌色

普通

バジリスクの母が気まぐれで人間の父と交配実験と称して産んだ子供、それがラディこと幼少期のイカロスだった。彼は自身を普通の子供と思いながら育ち、母の溺愛ぶりも疑問に思うことなく育った。
転機が訪れたのは10歳の頃。彼には人族の男女二人の友人がいた。二人は彼が蛮族であることなど関係無く一緒に遊んだ。そんな中、男の子の方と些細なことでけんかをしてしまい、誤って邪眼の力を使ってしまった。男の子は石化し、自分の力が怖くなった彼は母に助けてもらおうと家へ走った。
家では暖かい母の声が迎える。母に助けを乞うたが母はこう返した。「人族の子供で石化実験ができたのか。それは良かった」
困惑する彼に母は普段通り食事を出す。しかし母に対して初めて疑問を持った彼はその食事になかなか手を付けられなかった。やっと食べ始めた彼に、母は普段通りの笑顔でこう言った。「友達の味は美味しいだろう？特別に調理してあげたんだ。よく味わいなさい」
真相を知った彼は吐き戻し、自分と価値観が合わない母親の元にこれ以上いられないと確信し、逃げ出した。
友人二人を不幸に追いやった自分は幸せになる資格など無い。そう考えた彼はあえて珍妙な言動をすることで周囲との関わりを無くすことにした。邪眼は眼帯をきつく締めて封印した。肉を食べるのが怖くなって野菜を多く食べるようにした。これ以上、自分と誰かが関わると不幸にしてしまう。そんなことが二度と起こりませんように。
そんな彼の願いがこもった言動は、周囲からは中二病としか受け取られないものだった。

基本的には偉そうな口調。菜食主義(ベジタリアン)であり肉は一週間に一回、それも少量しか食べない。そのため割とガリガリ。
普段の一人称は「俺様」、二人称は「貴様」であり名前を呼び捨てにする。ただ本性はかなりの怖がりで、一人称は「ぼく」二人称は「きみ」であり、よく「～さん」と人を呼ぶ。

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