穢れ：0点　
初期修得言語：「妖精語」の会話と「交易共通語」の会話と読文
選択不可の技能：プリースト、マギテック
ステータス　A:2d B:2d+6 C:1d D:1d E:1d F:2d

発生表**

名称　　：技/体/心
癒し手　：07/08/13　フェアリーテイマー＆レンジャー
斥候　　：09/07/12　フェアリーテイマー＆スカウト
妖精使い：06/08/14　フェアリーテイマー
剣の舞手：08/09/11　フェアリーテイマー＆フェンサー
歌い手　：05/08/15　フェアリーテイマー＆バード

召喚士　：06/07/15　フェアリーテイマー＆コンジャラー
妖精学者：07/07/14　フェアリーテイマー＆セージ
妖精戦士：09/09/10　フェアリーテイマー＆ファイター
妖精軍師：08/08/12　フェアリーテイマー＆ウォーリーダー
妖精術師：05/07/16　フェアリーテイマー＆ソーサラー

種族特徴**

[妖精の加護]:
　補助動作で「土」「水・氷」「炎」「風」から属性をひとつ選び、宣言します。
　そのラウンドは宣言した属性によって物理ダメージ、魔法ダメージを与える場合、ダメージが2点上昇します。
　また、選んだ属性から受ける物理ダメージ、魔法ダメージを2点軽減します。
　この効果は1日に合計1分(6ラウンド)のみ使用可能です(10秒(1ラウンド)ごとに6回使用しても、1分(6ラウンド)連続で使用してもかまいません)。

[浮遊]:
　足場が悪いことによるペナルティ修正を受けません。
　また、地面と同じように、水上を移動することができます。泳ぐことも可能で、水中にいる場合は岸に上がるのと同じように水上へ移動できます。
　飛行はできず、重量が50kgを超えるものや、他のキャラクターを抱えた状態で浮遊はできません。

種族特徴強化**

　[妖精の加護]が強化されます。

6レベル**：ダメージの上昇と軽減が+3点、-3点になります。

11レベル**：1日に合計2分(12ラウンド)まで使えるようになり、さらに属性をふたつまで選べるようになります。

解説**

　フィーは、マナが生み出した人族です。
　強い自我を持ち、人族と同じ価値観を持ちます。
　一説ではカルディアの祝福によって人として生活が行えるようになった、とも言われていますが、確かなことはわかっていません。
　フィーのキャラクターは妖精と親しく、フェアリーテイマー技能を必ず修得しています。このキャラクターは妖精使いとしての能力が高く、契約の内容で活躍の場を自在に変えられるでしょう。
　種族特徴[妖精の加護]は契約した属性とあわせておくと、より活躍が期待できます。
　また、ミスティック技能も修得しています。
　ミスティック技能の「占瞳」は、達成値によって効果が変化しますので、使うときは必ず表を参照できるようにしておく必要があります。
　【フェアリーウィッシュ】と合わせて使うと達成値を底上げでき、高い効果が得られます。
　妖精との契約を目的に合わせて変え、変幻自在に活躍しましょう！

妖精でもあるフィー**

　フィーは人族ですが、同時に古代妖精種でもあります。妖精を対象とする効果は、彼らもその影響を受けます。
　ただ、幸か不幸か、より物質的な体を持つため、ルーンフォークにも認識される点が通常の妖精と異なります。ただし、肉体を失って小さな状態になってしまうと、ルーンフォークには認識できなくなります。

フィーの死と蘇生**

　フィーの死は、かなり特殊な扱いとなります。
　彼らは生死判定に失敗すると、実体を失い、約30cm程度の無力な姿になってしまいます。
　この状態では移動力は１／２になり、一切の行動判定(⇒『BT』29頁)が不能で、会話能力を失い、思考力は低下し、記憶力も曖昧になります。ただし、それ以上ダメージを受けることはありません。
　なお、他の人族のように、記憶の欠損は起こりません。
　しかし、肉体を失っている間に見聞きしたことは、ほとんど記憶することはできません。ただ、帰巣本能のようなものはあり、拠点としている冒険者の店などへ帰ることは可能です。
　肉体を失ったフィーは、1週間以内に20点以上のMPが詰まった魔晶石1個を得ることで、肉体を取り戻します。これは生涯最大で4回しかできず、肉体を5回失うと完全に存在を維持することができなくなってトーテム(⇒68頁)へと還り、吸収されてしまいます。
　魔晶石を得ることができなかったり、自らトーテムへの帰還を選んだ場合も、同様です。
　また、復活に必要な魔晶石の数は、1回ごとに個数が増えていきます(2回目は2個、4回目は4個)。ただしフィーは疑似的な魂しか持たないため、"穢れ"を受けることはありません。