この秘伝使用者が「射程:接触」の基本神聖魔法を行使する際、その射程を「射程/形状:10m/起点指定」として扱います。
　前提特技は《魔法拡大/距離》ですが、この効果を適用する際、MPの消費量を倍化する必要はありません。

　HPを回復させる神聖魔法を行使する際、その形状を「形状/射撃」として扱うことができます。 そうした場合、その魔法は対象のHPを回復させる代わりに、本来回復させる値と同じだけの「剣罰」カウンターを与えることができます。
　この際、本来の効果通りにHPを回復させても構いません。 「剣罰」カウンターを与えるかどうかの判断は、対象毎に行います。
　無論、抵抗判定が無くなる訳ではありません。 抵抗に成功した場合は「剣罰」カウンターが与えられることはありません。

「剣罰」
　このカウンターがある間、防護点及び「○魔法軽減」の効果は無効化されます。
　このカウンターはHPにダメージを受ける度に、適用ダメージと同じ値だけ減少し、0になれば失われます。
　このカウンターが0になった際に適用ダメージが"溢れている"場合、溢れたダメージに防護点や「○魔法軽減」を適用してHPを減少させます。

　この秘伝を宣言した手番においては、全ての魔法行使において、この効果を適用するかを選択できます。
　効果を適用する場合、直接ダメージを与える魔法を行使する際に於いて、その魔力を半分(切り上げ)として扱うことができます。
　そうした場合、実際に減少した魔力の値と同じだけ、その魔法に追加ダメージを与えます。