彼は基礎として錬金術や操霊術、森羅魔法などを使うが詠唱を含め省略したとしても最後に付け加えている
『自己調律』加えて個別名称、彼曰く...いや、事実専門としている物が見聞きしてもそうなのだが、効果や消費自体は変わらないが彼自身が行う魔術行使は本来の物と少し違う物になっている
曰く『自分自身が一番慣れていて使いやすい形に〝調整、調律〟している』らしい

分類分け(中の人が忘れない為の措置)

攻撃バフ系
シフタシリーズ

防御バフ系
デバンドシリーズ

回復系
レスタシリーズ

耐性バフ
アンティシリーズ

フィールド作成バフ
メギバースシリーズ

強化フィールド
ザンバースシリーズ

調律者、極まれに微かに残る記憶から極まれに彼が名乗る名称であり、効果が全く同じだが彼が自身が使いやすい形で詠唱、魔法の手順を変更した技法で用いる言葉

正式名称を───クラリスクレイス

遠い宇宙、何処かの世界、英雄が全てを終結させたことにより平和となった世界に置いて形式として残った『その時代でも目を見張る程その技術に優れた物である六人』の一人に与えられる六芒均衡の五、世襲制である三英雄の名【第5代目クラリスクレイス】を授かった存在、その記憶の断片を所持している。

...とは言え、当人にはさほど自覚はない上応用できる技術も多くはないらしく余り気にしていないらしいのだが...

彼の召喚術は二つの力を複合したうえで成り立たせている。
当然ながらこの世界に置いて魔術として確立されたものを根幹に置いたうえで微かに残る記憶を元に指示を自己流に改造している。


擦れる記憶に残る技術のサモナー

其れと

悪魔の使役

とは言え....抑々の使い方も、呼び出し方も違う為に使役に対する指示を参考にしているというほうが正しいのだろう。

様々な断片の記録を持っている彼は本質としてこの世界の存在ではない成り立っていないのではないかという考察がある、が...その実少しばかり違う

人には様々な可能性、様々な未来、そして複数の分岐する世界の力所謂IFの世界

己がもしその世界に生まれていたら、その断片の記録を本を読むように見ることができるだけで在り、其れを扱って新たな力を...などは出来ないらしく、何の意味もない記憶、と本人はボヤいている

そのこともあり、明確に彼はこの世界の存在であると定義できるそうだ。

彼本人に聞けば意外とサラッと答えてくれるのだが、曰く
「この方が落ち着く、思考をフラットにするとき余り明るいとやりにくいってのもあるね」
...との事。
その他にもかすかに残る記憶などでは隠密をすることもあった上にその際も好んでフードやマスクを着けていた為ほぼ癖になっているらしい

彼は基本的に論理的に、尚且つ自身が持つ知識に基づいて行動している。

其れは例えば人助け、其れは例えば依頼を受ける、其れは例えば人と話す、全ての行動に置いて思考を続けている、其の為か其の全ての手札を常に切れる時に切る性格もあり、負けた時は潔く負け、死を受け入れる性質があるらしく彼を見ている斡旋所のマスターはその点を危惧している様だ。

そして同時に、その資質は異質である。

全ての行動に置いて凡庸的な身体能力を見せた...本来であれば悪意味であるはずなのだ、事実其れを調べた当初育て方を悩んだほどに、然し彼は『適応』した

彼の才は『適応』其の時自身が目指す最適の方向へと自身で染めることができる異質な才能

1を教えたはずの魔術は何時の間にか3も4も先に進んでいた、その点において彼は『錬金術師』乃至『魔術師』への適性が高かったのだろう...勿論、彼を現在まで育てた少女はこのようなことを想定していなかったため頭を痛めたそうだが...