○「断章の共通効果」

　"断章"と名の付く装飾品は、同時に一つまでしか装備できません。
　何らかの要因で同時に二つ以上装備した場合、その全てが常時効果を発揮しなくなります。
　また、"断章"と名の付く装飾品の持つ起動効果(ℵ付きの効果)は、全ての断章を通して一日に一回しか使用できません。
　(複数の断章を所持していても、起動できるのはどれか一個までです。)
　但し、"断章"の起動効果を使用する場合、自身が何らかの"断章"を装備していれば、使用したい起動効果を持つ断章を装備している必要はありません。

▼「錆色の騎士の断章」
　装備者は回避力判定を求められた際、命中力判定による対抗判定を行うことができます。
　この時、≪カウンター≫や≪捨て身カウンター≫を同時に宣言することはできません。
　対抗判定に勝利すると、攻撃者に「冒険者Lv*3」点の魔法ダメージを与えます。
　回避力判定そのものには、失敗したものとして効果を受け、ダメージ決定の最初のダイスは「12」が出たものとして扱います。
　この効果は1ラウンドに1回しか使用できません。

▶ℵ「嵐の乱舞」『前提特技:≪双撃≫』

　自身の移動距離内の敵対陣営すべてを対象とし、合計12回の近接攻撃を行います。
　この時、近接攻撃可能な対象全てに、可能な限り均等に攻撃を振り分けなければならず、一人あたりの攻撃回数は3回までです。
　もし振り分けることが出来ない場合、振り分けられない分の攻撃は失われます。
　この効果は物理ダメージ以外を与える事が出来ず、威力,筋力B,技能を半分としてダメージを算出します。