○「その信仰は神にあらず」

　プリースト技能を1でも持つ場合、この武器を装備することはできません。
　また、この武器の所有者は、プリースト技能の破棄を宣言できます(経験点は帰って来ません)。

○「自由な風」

　行為判定、或いは威力表の2d6を振った際、結果を見た後にそれを振り直すことができます。
　振り直しは1日に1回のみ使用でき、MPを「3」点消費します。

○「風読み」

　この武器の所有者は全身の感覚が大きく引き上げられ、風の流れすらも読み取れるようになります。
　それに伴い、「聞き耳判定」「危機感知判定」を「冒険者技能Lv+知力B+4」の基準値で行えるようになる他、この武器の装備中は回避力判定に+1のボーナス修正を受けます。
　回避力判定へのボーナス修正は、盾を装備している場合に失われます。

○「風纏い」

　自身が回避力判定に成功する度、その差分(上限:4)だけ[Cc]を上昇します。
　[Cc]は戦闘開始毎に「0」になります。

≫「風の供儀」

　自身がこの武器によってダメージを与えた手番中に1回だけ使用できます。
　自身の使用可能な任意の魔法か練技一つを補助動作で使用し、それを供儀します。
　この際、MPの代わりに[Cc]でコストを支払わなければなりません。

▼「空歩」
　数歩、宙を蹴って動きます。
　自身が回避力判定を行った際、その結果を見た後に、[Cc]を任意の値消費することができます。
　消費した値2につき、その回避力判定の達成値を+1します。
　この効果を宣言した回避力判定に於いて、「○風纏い」による[Cc]の上昇は発生しません。

▼「風術」
　誰かの手番が開始した際に使用できます。
　味方陣営の対象一人を選択し、対象と自身の位置を入れ替えます。
　この効果を使用すると、[Cc]を「対象との距離(m)/5」消費します。 また、この効果は1Rに1回しか使用できません。

☑「一閃」

　回避力判定へ成功した直後に使用できます。
　その攻撃者を対象として、主動作を一度行います。 この際、「○攻撃障害」等の攻撃不可能な効果を無効にします。
　この効果を使用すると、[Cc]を「4」消費します。 また、この効果は1Rに1回しか使用できません。

☑「連なる刃」

　この武器による近接攻撃が命中した際に宣言し、そのダメージ適用のうち1回に有効です。
　[Cc]を任意の値消費し、それと同じだけの追加ダメージを与えます。

☑「風の十二方位(ファイナリティ)」

　───世界の果てより吹き込む風
　自身の手番中、この武器による近接攻撃・遠隔攻撃を行う際に宣言し、手番中の該当する攻撃すべてに有効です。
　その攻撃の対象を「対象の半径6m以内すべて」から任意の数選択し、物理ダメージではなく風属性の魔法ダメージを与えます。
　この効果を使用すると、[Cc]を「10」消費します。 また、この効果は1戦闘中に1回しか使用できません。

用法	必筋	命中	威力	C値	追加D	備考
1H投	10	+1	30	10	+1	射程:10m