容姿・経歴・その他メモ

経歴

・家族に魔法使いがいる（いた）
・物心がついた時には独りだった
・故郷の場所を知らない

冒険に出た理由

他に生き方が無くて

設定

一人称は「私(ワタクシ)」
ゲッカビジンのメリアであり、近付くと優雅で心地良い香りがする。
穏やかな性格だが、育った環境のせいで善悪の判断が歪んでいる。
手先が不器用な所に味音痴も相まって、料理はかなりヘタ。

元々は他の街で冒険者をしていたが、何らかの理由でギルドが壊滅してしまったためこの街に来た。
その後、街角で月を眺めていた時に知り合った冒険者の紹介でこのギルドに所属する流れとなった。
「月光の中に佇む姿がとても魅力的で、抱きたいと思ってつい声を掛けてしまいました。」
（by知り合った冒険者）

とあるエルフの独白

あの人と出会ったのは、月が綺麗な夜でした。
その日、ボクはローズの様子を見るついでに常連さんのお相手をした後、一人で歩いていました。
もうすぐ裏道を抜けるという所で血の気配を感じ、急いでそこへ向かいました。
その場に着いた時、ボクの予想とは全く違う光景が広がっていました。

血を流し、苦悶の表情で倒れ伏す無数の男達。
その中心で、月の光を浴びて佇む一人の女性。
周囲に漂う血の臭いと、それ以上に香る甘く上品な花の匂い。

目の前の光景に言葉を失い呆然と立ち竦んでいると、
ボクの気配に気付いたのか、彼女は目を開けてボクに向かってこう言ったんです。
「あら…ごきげんよう、今日の月はとても綺麗ですね。」
周囲に転がる有象無象に気付いてないような穏やかで優しい笑顔を見て、ボクは瞬時に確信しました。
『この人はボク達側の存在だ。昼の太陽では無く、夜の月の下で輝く存在だ』とね。
だからその場でギルドに誘いました。
この人を受け入れられるのは、同類のボクを受け入れたこのギルドしか無いですからね。

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