容姿・経歴・その他メモ

・パーソナルデータ
　髪色:グレージュ　瞳色:赤&青　肌色:ライトベージュ
　身長:154cm　体重:42kg
・経歴表
　自分にそっくりな人物を知っている。
　才能を絶賛されたことがある。
　高レベルの魔法をかけられたことがある。
・冒険に出た理由
　探している人がいる。

[遍歴]
　親に置いて行かれ、行き場を無くしたナイトメアの少女。
現在は冒険者……というよりは、放浪者のようになって生活している。

　生来から利発的で、特に魔法との親和性が高く、能力的に優秀なナイトメアの中でもさらに秀でた魔法的才能を持っている。
ナイトメアという種族柄表立ってそれが活かされることはなかったが、自分を育ててくれた父親からは良く絶賛されていた。
　父親も同じナイトメアであり、同時に何かの研究者でもあった。研究内容こそ知らないものの、自分を育ててくれる父親のために、その手伝いも進んで行ってきた。
齢15を迎え、成人したその日。父親から特殊な魔法の実験台となったことがある。
その時は特に何事もなかった。父親は満足そうにしていたが、かけられた魔法は自分の知るものではなかったため、リンナにはよくわからなかったが、父親が喜んでいたので自分も嬉しかった。
　それからしばらくが過ぎた頃。
父親は帰ってこなくなった。唐突に。何の言伝もなく。
自身がナイトメアであることを踏まえ考えれば、捨てられた、と行き当たるのが最も妥当だろう。
そう思い至った少女はそっと家を出て、放浪の旅を始めた。一人で生き抜く力を身に付けるために。

　そんな放浪旅が1年ほど続いた頃にたどり着いたとある街で、奇妙な経験に行き当たる。
その街には初めて訪れたのに、何故か自分のことを知っている人が何人もいた。
何もした覚えはない。そもそも初めて立ち寄った街なのに、そんなワケはない。
にも関わらず、どうしてか、自分の悪評が目立って聞こえてきたのだ。
　その街をすぐに出て、また別の街へ。そうしたら、また同じようなことが起こった。
自分ではない、自分によく似た誰かが居る。そう確信を得るのは、至極当然のことと言えよう。

　それからの旅は、自分を探す旅となった。
当然それは、自分を見つめ直す、というような意味ではない。自分ではない自分。この悪評の元となった誰かを、探す旅。
別に何をする訳でもない。ただ、文句の一つでも直接言ってやらないと、気がすまなかったのだ。

[プロフィール]
　基本はダウナー気質のギャル。
ダウナー気質なのは、生きる意味を持っていないから。ギャルっぽいのは、なんでだろう。多分何かの影響。わっかんない。
幼い頃から魔法が使えたためか、若干の中二病のようなものを抱えている。普段から表に出ているというよりは、感性がソレっぽい。夜に何の意味もなく佇んでみたりとかする。
　口調や人当たりに反して、存外に面倒見は良い。ナイトメアである以上嫌われやすいが、子供とか結構好き。
可愛いものが好き、と言い換えるのも正しい。動物や妖精は穢れであんまりなついてくれないからオークハウンドを連れているのかもしれない。
　ちょいちょいあざとい一面もある。
どんなところかは……まぁ、実際に見てください、ということで。

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