【新教改革組・解放派】
(ウェンリッド)- 入門条件
- 50名誉点
『"神の指先"ミルタバル』を信仰する信者の内、ウェンリッドへ根差したミルタバル神殿の神官騎士団が一部志す流派であり、それに伴う特別な武器の加工法です。
ミルタバルの教義の内有名なものは"秘されたものの解放"であり、そして此処ウェンリッドの特に大きな"秘されたもの"となれば、それは大迷宮ルガーフェルの最奥とその真相です。
彼らはそれを"暴く"為に、迷宮を攻略する武器として、迷宮内で起こり得る多様な状況な脅威に対応する為の〈指先の仕掛け武器〉を作り出し、そしてその特異な武器をより効率的に扱う為の器用な技巧を練り上げました。
解放派はミルタバル神殿の主流ではなく、"解放"する事に注力し過ぎ、物事の価値や真贋を見極める事を疎かにしているとされることに加え、"ソレ"があまりに過激な判断である事から、派閥としては比較的小さく収まり、そして主流とは対立しています。
それでも、元々の動機が"迷宮の攻略"と言うウェンリッドの構築理由に沿い、人族に与するものであることから、危険思想とまでされることは多くありません。
新教改革組・解放派の技法はウェンリッド内のミルタバル神殿で細々と教わる事のできる他、"迷宮を攻略する"同志を増やして行く為に、此処に所属してルガーフェル冒険者学校の教員を任されたものは(臨時教師を含めて)積極的にこの技法を教え、そして〈指先の仕掛け武器〉の加工を手引きしてくれます。
それでも、根本的に"扱いの難しい"武器と技巧である為、入門者はそう多くありません。
流派装備
名称 | 知名度 | カテゴリ | 価格 | 概要 |
---|---|---|---|---|
指先の仕掛け武器 | 24 | 加工 | 8,000 | 名誉点:20点 |
ノコギリ加工 | 12 | 加工 | ランク毎変動 | 名誉点:なし |
秘伝
《暴風の襲撃》
- 必要名誉点
- 20点
- タイプ
- 独自宣言型
- 前提
- 《武器習熟A/任意》
- 限定条件
- 〈指先の仕掛け武器〉
- 使用
- -
- 適用
- 10秒(1ラウンド)持続
- リスク
- なし
- 概要
- 任意のデータを用いて攻撃する。
- 効果
素早い変形を使いこなして変幻自在の猛攻を加えます。
秘伝修得者が〈指先の仕掛け武器〉を装備している際、「命中補正」「威力」「追加ダメージ」「クリティカル値」「特殊効果」を、2つの武器の内からそれぞれ任意の片方(特殊効果においては両方も可能です)を選択して適用できます。
但し、この秘伝を適用するには〈指先の仕掛け武器〉とされた2つの武器の両方が使用可能でなければなりません。
加え、攻撃が終了する度、自動的に(かつ、例外的に)変形します。 この際、自分の手に持っているものを投げ捨てるか、可能ならば仕舞うことができます。
(用法の変化が引き起こされる場合、特に装備箇所が変わったり増えたりする場合は、寧ろこれを行わなければなりません)
《稲妻の解放》
- 必要名誉点
- 20点
- タイプ
- 《斬り返しⅠ》変化型
- 前提
- なし
- 限定条件
- 〈指先の仕掛け武器〉、1H+2H
- 使用
- -
- 適用
- 1回の武器攻撃
- リスク
- なし
- 概要
- 変形しながら2回の攻撃を行う。
- 効果
牽制の攻撃の後、より重く追撃します。
秘伝修得者が〈指先の仕掛け武器〉を用いて攻撃を行う際に宣言し、その1回に有効です。 宣言した攻撃には、命中力判定に-2のペナルティ修正を受けます。 その攻撃が回避された場合、武器を変形させたうえで、同じ対象へもう1度攻撃を行うことができます。 この際、対象は攻撃可能な位置にいなければなりません。
命中した場合、その攻撃で与えるダメージを「+(一撃目の達成値の差分)」点します。(上限:10点)
複数を同時に攻撃し、いずれかの対象に回避された場合、回避されたものすべてを対象にもう1度の攻撃を行います。
そうしてもう1度の攻撃が命中した場合、任意の1体を選んで追加のダメージを与えます。(選択はダメージを決定する前に行います。)
この秘伝は「1H」か「1H両」と「2H」を組み合わせている〈指先の仕掛け武器〉でしか宣言できず、この攻撃で武器が変形する際、自分の手に持っているものを投げ捨てるか、可能ならば仕舞うことができます。
(用法の変化が引き起こされる場合、特に装備箇所が変わったり増えたりする場合は、寧ろこれを行わなければなりません)【上位秘伝】
《轟雷の解放》 タイプ:《斬り返しⅡ》変化型 前提:《稲妻の解放》 名誉点:30点
・追加の攻撃で与えるダメージを「+(一撃目の達成値の差分)*2」点します。(上限:15点)
《血の狩猟》
- 必要名誉点
- 50点
- タイプ
- 独自宣言型
- 前提
- 《必殺攻撃Ⅰ》
- 限定条件
- 〈指先の仕掛け武器〉
- 使用
- -
- 適用
- 1回の武器攻撃
- リスク
- なし
- 概要
- 攻撃を2回行い、両方が命中すれば即座に敵を倒すチャンス。
- 効果
二重の攻撃を仕掛け、一瞬で敵を仕留めようとします。
秘伝修得者が〈指先の仕掛け武器〉を用いて攻撃を行う際に宣言し、その1回に有効です。 その攻撃が命中した場合、そうしてダメージを与えた結果、対象のHPが「最大HP/5以下」かつ「使用した戦士系技能Lv*5」以下ならば、武器を変形させ、同じ対象にもう1度攻撃を行います。
その際、命中力判定には-4のペナルティ修正を受けます。 そうして二回目の攻撃が命中した場合、対象は生死判定に失敗したものとして、即座に死亡(部位欠損)します。
この秘伝によって変形を行う際、自分の手に持っているものを投げ捨てるか、可能ならば仕舞うことができます。
(用法の変化が引き起こされる場合、特に装備箇所が変わったり増えたりする場合は、寧ろこれを行わなければなりません)
複数の対象に命中していた場合、2回目の攻撃はその内の1体にのみ行われます。
《大地の変幻》
- 必要名誉点
- 20点
- タイプ
- 独自宣言型/特殊
- 前提
- なし
- 限定条件
- 〈指先の仕掛け武器〉
- 使用
- -
- 適用
- 1回の近接攻撃
- リスク
- なし
- 概要
- 変形を織り交ぜ、二回の近接攻撃を行う。
- 効果
攻撃に変形を織り交ぜ、流れるような動作で2回の攻撃を叩き込みます。
この秘伝は、冒険者Lvが奇数になり、戦闘特技を修得するタイミングにしか修得できません。 戦闘特技を修得する代わりに、その欄に《大地の変幻》と書き込みます。
秘伝修得者が〈指先の仕掛け武器〉を用いて主動作で近接攻撃を行う際に宣言し、その1回に有効です。 その近接攻撃を行った後、〈指先の仕掛け武器〉を変形させ、もう1回近接攻撃を行います。
2回の攻撃には、その両方に-2のペナルティ修正を受けます。
加え、変形の際、自分の手に持っているものを投げ捨てるか、可能ならば仕舞うことができます。
(用法の変化が引き起こされる場合、特に装備箇所が変わったり増えたりする場合は、寧ろこれを行わなければなりません)
この秘伝を使用して攻撃を行う際、1回目の攻撃が「1H」、変形後の攻撃が「2H」であったならば、2回目の命中力判定に+1のボーナス修正を受けます。
逆に、1回目の攻撃が「2H」、変形後の攻撃が「1H」であったならば、次の手番開始時まで、近接攻撃に対する回避力判定に+1のボーナス修正を得ます。
《凍氷の征服》
- 必要名誉点
- 20点
- タイプ
- 《薙ぎ払いⅠ/乱撃Ⅰ》変化型
- 前提
- なし
- 限定条件
- 〈指先の仕掛け武器〉
- 使用
- -
- 適用
- 1回の近接攻撃
- リスク
- なし
- 概要
- 5体に攻撃が当たるまで、連続攻撃を行う。
- 効果
変形を繰り返しながら、征圧的連続攻撃を放ちます。
秘伝修得者が〈指先の仕掛け武器〉を用いて主動作で近接攻撃を行う際に宣言し、その1回に有効です。近接攻撃の際、〈指先の仕掛け武器〉の任意の形状で近接攻撃を1回行います。
その際、変形が行われるならば、自分の手に持っているものを投げ捨てるか、可能ならば仕舞うことができます。
(用法の変化が引き起こされる場合、特に装備箇所が変わったり増えたりする場合は、寧ろこれを行わなければなりません)
その後、近接攻撃が命中していたのならば、ダメージ算出までは行わずに、異なる任意の1体に再度近接攻撃を任意の形状で行います。
これを、既に近接攻撃を行った近接攻撃可能な対象が居なくなるか、5体の対象に攻撃が命中するまで繰り返します。
その際、「1H」で攻撃を行うならば、ダメージが-3されます。 「2H」で攻撃を行うならば、命中力判定に-2のペナルティ修正を受けます。
すべての命中判定が終了した後にダメージ決定のダイスロールを行い、命中した対象にそれぞれ算出ダメージを割り当てます。
用法に「1H」を含む〈指先の仕掛け武器〉で使用するラウンドでは、この秘伝は1回しか宣言できません。
加え、この秘伝は例外的な秘伝として、《薙ぎ払いⅠ/Ⅱ》と《乱撃Ⅰ/Ⅱ》両方の変化型としても扱います。 《乱撃》か《薙ぎ払い》のどちらかを修得していればこの秘伝を修得できる他、この秘伝の宣言は《乱撃》を宣言するものとしても扱います。【上位秘伝】
《絶氷の征服》 タイプ:《薙ぎ払いⅡ/乱撃Ⅱ》変化型 前提:《凍氷の征服》 名誉点:50点
・対象数に制限がなくなり、選択可能な対象すべてに攻撃が命中するか、攻撃が回避されるまで攻撃を繰り返します。
用法によるペナルティは継続します。
《燃焔の覚醒》
- 必要名誉点
- 30点
- タイプ
- 《魔力撃》変化型
- 前提
- 《斬り返しⅠ》
- 限定条件
- 〈指先の仕掛け武器〉
- 使用
- -
- 適用
- 1回の近接攻撃
- リスク
- 生命抵抗力・精神抵抗力-2
- 概要
- 攻撃を2回行い、自身のHPを回復。
- 効果
魔力を変性させ、対象から生命力を啜り上げます。
秘伝修得者が〈指先の仕掛け武器〉を用いて主動作で攻撃を行う際に宣言し、その1回に有効です。 その〈指先の仕掛け武器〉による近接攻撃は、同じ対象に両方の形状で1回ずつ行います。
複数体に行っていたのならば、その全てに対して行います。 但し、どちらの場合においても、ダメージ算出は2回行ったうちの任意の1回だけを採用します。
その後、その攻撃の適用ダメージ分、自身のHPを回復させます。
複数体に同時に命中していた場合、その内の最も高い1体分です。
対象が「アンデッド」「魔法生物」「魔動機」である場合、HPの回復は発生しません。