判定パッケージ

所持品

ヤークトフント・シャルラハロート＝ドンナー
緋色の片手大剣である其れ、本来より強く、重く鍛え上げられた其れは一振りごとに鳴神の様な空を裂く音が響き渡る
剣の軌跡に合わせ、緋色が追従して走り、最後には敵を喰らい、穿つ様をこの剣は強く発現させた
故に、この剣はこう呼ばれるのだ緋の雷犬(ヤークトフント・シャルラハロート＝ドンナー)
と

石断『暁』
鞘は緋色、刃はまるで日の出の様な橙に鈍鉄色が混ざり合った大太刀
その昔、とある剣豪は行った『名刀は大岩でさえ容易に一刀両断せしめる』と
そして刀は答えた、確かに大岩を一刀両断せしめたのだ
剣豪は笑い、確かに答えたその刀を割れた大岩に突き刺し、その生涯を終えた...いつの日か、此の大太刀が次の世代に、願わくば己が子孫が握り自身を超えて欲しいと
───そして今、継承された
遥かなる先、二刀の剣豪を目指す少年はその一歩を踏み出した