ギルドシティ・ウェンリッド

【ウェーレス32式対軍戦闘技術】 - ギルドシティ・ウェンリッド

【ウェーレス32式対軍戦闘技術】

(ウルガ公都)
入門条件
50名誉点/"ウェーレス対魔神機動隊"所属30名誉点

 ウェーレス対魔神機動隊の隊員は戦線に身を投じては魔神と死合い、血を流しながら人族の領土をその命を賭けて死守します。そんな"戦闘"ではなく"戦争"が300年近く行われている彼の地では、隊員は仲間の死に幾度も向き合わなければなりません。実際、親しかった隊員の死に憤慨に身を任せた結果に後を追う隊員もいれば、怯えて戦場から逃げ出す隊員も過去数えられないくらいにはいたようです。
 そこで、160年前に隊員の訓練を担っていた教官"ゲンド・アラニーダ"(メリア/男/故人)は単騎で敵を食い止める戦い方や、仲間の死に対する精神のコントロール方法を研究し、この戦術を編み出しました。その戦術を隊員に教授させたことがきっかけで、彼の戦死後もこの戦術が第一前線部隊や決死隊の訓練に伝えられ、継承されていったのがこの戦術が"流派"として成り立った経緯です。
 この流派の秘伝は"戦場に立つ闘志"を奮い立たせる精神論じみたものですが、戦いの最中で己の闘志や精神を無意識のうちにコントロールできた時こそ、"技"として成り立ちます。ただ一人で魔神の軍を相手する時の覚悟、仲間が討ち死にした時の心の持ち方、死の間際に刺し違える死力は、冒険者の戦いにおいても有用であることでしょう。
[→]ウェーレス対魔神機動隊

以下、簡易説明用チャットパレット

特技宣言[孤高の奮撃] 単騎の状況に限り防護点+1,回避力判定+1
特技宣言[託された孤高の奮撃] 単騎の状況に限りダメージ+5,防護点+2,回避力判定+1
特技宣言[敢然不敗なる孤高の奮撃] 単騎の状況に限りダメージ+9,防護点+4,回避力判定+1
発動[討死の憤怒] 次手番に行う行動判定+1,ダメージ+2(累積)
特技宣言[最期の叛撃] 死ぬ前に主動作を行う

パッチノート

23/3/22 リリース
23/3/23 《最期の叛撃》の前提条件を緩和
23/5/23 《孤高の奮撃》の前提条件を緩和&下位秘伝を下方修正,上位秘伝換を上方修正
23/11/13 〈ゼロマチック〉の格闘用法性能変更

Q&A

孤高の奮撃(ローン・ストライヴ)

Q1,
「秘伝習得者と同じエリア内に行動可能な同陣営キャラクターが存在しないとき」について、同じ乱戦エリアということでしょうか。
A1,
《かばう》と同じ記載の為、同じ乱戦エリアという解釈で問題ありません。
Q2,
「行動可能な同陣営キャラクター」の範囲について
A2,
行動不可は出番を迎えても一切の動作が行えない状態を指します。
「気絶」「死亡」の他にも、《スリープ・クラウド》による睡眠等も含まれます。
"能動的な動作が一切行えない状態"が該当します。

討死の憤怒(コラテラル・レイジ)

Q1,
「秘伝習得者が次の手番に行う行動判定に+1のボーナス修正を与え、」とありますが、この効果は手番中継続でしょうか。
A1,
1回のみの記載をしていない為、その手番中の主動作すべてに適用されます。
Q2,
「主動作によって発生するダメージを「+2」点します」について、物理ダメージか魔法ダメージか、またはその両方なのか
A2,
物理ダメージ、魔法ダメージの両方が該当します。

最期の叛撃(ラスト・ブロウ)

Q1,
「《カウンター》や類する特技」に【屍山流後ノ先刀剣術】の《見切り》等は含まれますか。
A1,
《猛進獣殺》《見切り》《意趣返し》《黒獅子》
現在確認している特技でこの辺りが該当します。

流派装備

 支援こそあれ、機動隊の資金はそこまで富まれているとはいえず、常に機動隊は隊員の多くに装備が渡るように、品質を保ちながら安価で武器を調達しなければなりません。
 そこで、武器の性能と量産性を兼ねて長年かけて機動隊が開発した武器が、この鉄よりも安いチタニウムの鉄鉱を用いたブレードになります。開発初期の"壱式"は業物でしたが、研究を重ねて多くの兵士が握れるような武器になっていきました。
 近代においては銃を片手に第一前線として戦場に立つ兵士も多い為、"銃としての性能を兼ねながら白兵戦もできる武器"も研究されました。未だ試作段階で製造本数は多くありませんが、トリッキーなその銃は使いこなせれば強力な武器になるかもしれません。

名称 知名度 カテゴリ 価格 概要
[刃]ヴォーパルブレード参式 14 〈ソードB〉 280
+5名誉点
クリティカルしにくい代わりに命中しやすい剣
[刃]ヴォーパルブレード弐式 14 〈ソードA〉 840
+10名誉点
クリティカルしにくい代わりに命中しやすい剣
[刃]ヴォーパルブレード壱式 14 〈ソードS〉 2,520
+20名誉点
クリティカルしにくい代わりに命中しやすい剣
ゼロマチック参式 14 〈ガンB〉 740
+5名誉点
二挺拳銃と狙撃銃のどちらかに変形する試作銃
ゼロマチック弐式 14 〈ガンA〉 2,220
+10名誉点
二挺拳銃と狙撃銃のどちらかに変形する試作銃
ゼロマチック壱式 14 〈ガンS〉 4,440
+20名誉点
二挺拳銃と狙撃銃のどちらかに変形する試作銃

秘伝

孤高の奮撃(ローン・ストライヴ)

必要名誉点
20
タイプ
《囮攻撃Ⅰ》変化型
前提
なし
限定条件
なし
使用
なし
適用
1回の近接攻撃
リスク
なし
概要
周囲に仲間がいない状況に限り防護点+1,回避力判定+1
効果

 単騎で敵を塞き止める為に己を鼓舞し、敢然と立ち向かいます。
 この秘伝は、秘伝習得者と同じエリア内に行動可能な同陣営キャラクターが存在しないときにのみ宣言できます。続く10秒(1ラウンド)の間、自身の防護点を「+1」し、回避力判定に+1のボーナス修正を得ます。ただし、この効果中に行動可能な同陣営キャラクターが秘伝習得者と同じエリア内に移動、または出現した場合、即座にこの効果は失われます。


【上位秘伝】
託された孤高の奮撃(エントラステッドローン・ストライヴ) タイプ:《囮攻撃Ⅱ》変化型 前提:なし 名誉点:30点
・宣言を行った近接攻撃が命中した場合、ダメージを「+5」点します。
・防護点増分が「+2」点になります。
 
敢然不敗なる孤高の奮撃(アンディフィードローン・ストライヴ) タイプ:《囮攻撃Ⅱ》変化型 前提:《ブロッキング》/冒険者レベル11以上 名誉点:50点
・ダメージ増分が「+9」点になります。
・防護点増分が「+4」点になります。

討死の憤怒(コラテラル・レイジ)

必要名誉点
30
タイプ
常時型
前提
なし
限定条件
なし
使用
なし
適用
なし
リスク
なし
概要
仲間が死亡した時、次手番に行う行動判定+1,ダメージ+2
効果

 仲間の死に憤怒し、然しその感情をコントロールすることで仇討ちに注力します。
 秘伝習得者の同陣営キャラクターのHPが「0」以下となり、生死判定に失敗した際に発動します。秘伝習得者が次の手番に行う行動判定に+1のボーナス修正を与え、主動作によって発生するダメージを「+2」点します。また、この効果は同陣営キャラクターが更に死亡する度に累積します。

最期の叛撃(ラスト・ブロウ)

必要名誉点
30
タイプ
独自宣言型
前提
なし
限定条件
なし
使用
なし
適用
死亡時
リスク
なし
概要
死の間際に行動を遺す
効果

 死の間際に最後の力を絞り、後に託すために行動を行います。
 秘伝習得者のHPが「0」以下となり、生死判定に失敗した際に宣言できます。秘伝習得者は即座に主動作を1回行うことができます。このとき、死亡したキャラクターを対象に扱う効果を使用する際に自身を選ぶことができません。その結果が終了した時、通常通り死亡します。

製作者:お揚げさん