非常に利己的でかつ欲求に従順かつ、死を強く恐怖している。
どのプリコウネも寝食に欲求を強く持ち、
ほとんどの個体が堕落した生活を望んでいることが確認されている。
そのためか、己の関わる作業の簡略化や効率化を積極的に図り、
それぞれ別の用途でゴーレムに頼るようになると言う。

愛用品などへの執着が強く、
同じプリコイネ壱式でもそれぞれ執着する対象が異なる。
ペン、特定の席、ゴーレム、特定人物など。
また一部には、後世まで記録を残そうとする者や、
御伽噺のように纏めている者がいる。

死を強く恐怖している関係か、戦線参加に非常に消極的。
プリコイネシリーズが必要と判断された戦線に送り込もうとすると、
他プリコイネ型との職務交代を強く希望する。
死亡経験の多いプリコイネ型ほど、死亡した記憶が無くとも強く抵抗する傾向にある。
そのためか、同型との仲は非常に険悪なもので、
酷ければ廊下ですれ違う際に睨みうほどであることが確認されている。
ただし、同戦線に参加したプリコイネ型はお互いに協力する姿勢を示し、
両者が戦線帰還後は多少の関係改善を見せる。

欲に従順なため、特別手当などを与えれば職務外の仕事に従事させることが可能。
また、プリコイネ自身よりも大きな体躯の持ち主から強い態度で接せられると
始めは抵抗を見せるもののすぐさま意見を曲げ、その場のみ従順になることもある。
後者の方法の場合、以後、そのプリコイネからは警戒されることには注意が必要。

珍しく殉職率よりも離職率が高く、
その知能を活かし事務専門へ転向する者、クロノシリーズなどの処理係となる者、
精神を病んでしまいカウンセリングルームへ通いながら職務に励む者、
職務外で自死する者など、その後はさまざまである。

一人称「わたし」二人称「あなた」

「あっ、こんにちは～…」
「働きたくないよぉ……。オリジナルの私はどうしてこんなところで働こうと思ったのさ……」
「嫌だー！戦線なんて行きたくないー！連れて行くなら他の私にしてくださいね！」
「ひえっ…！？そんっ、そんな怖い顔しないで…」
「あっ…！えっと…！がんばれば…なんとか……」(すごい嫌そう)
「うわー！！！どうにでもなれー！！！」
「まあ…ほら、連れてこられちゃいましたし……ここはお互い頑張ろう…！私！」
「やっちゃえゴーレム！その調子でみんな倒しちゃえ！」
「あ、え、えっと……。ご、ごめんなさい…悪気は、なかったんです……命令されて…仕方、なく……！」
「ごめっ、ごめんなさい！ごめんなさい！もうしません！助けて…！助けてください！」
「あっ、まって、やだ！いやだ！やめて！死にたくない！死にたくなっ…がっ……」

「治せば動くのに、治せないなんて悲しいじゃないですか」
「直して使えるなら、直して長く使いたいです」
「ま、いつか失くしたり壊したり、変える時が来るんですけどね」

「すみません！この模擬戦出たら特別手当出るって聞いてきたんですけど！」
「うわー！？くっ、来るんじゃなかった…！」
「あっ、なんかまだ勝てそう！いけー！がんばれー！」
「ひー！ごめんなさい！許して！！！」頭を抱えて蹲る
「ｱ痛ー！？！？」倒れる

「どうも～…。あれ、外部の方々ですか？迷子にならないでくださいね～」
「(小っちゃい……わたしでも勝てそう………)」
「(ここは一つかっこつけるか…！)」
「まあ？わたしにかかれば迷うことなく進めますけどね！」ふんす
(ここら辺は全然知らないけど！)