ギルドシティ・ウェンリッド

【ウェンリッド遺物研究局】 - ギルドシティ・ウェンリッド

【ウェンリッド遺物研究局】

(ウェンリッド)
入門条件
50名誉点

 ルガーフェルから産出される遺物の内、現代で解き明かし切れない魔法のアイテムたち、遺物(フラグメント)を研究し、扱う者たちです。
 最近起こされたウェンリッドの機関であり、彼らは遺物の実験や研究に携わる身分の信頼できる者たちや、何らかの所以で既に遺物を手にしている者を集めています。
 ルガーフェル冒険者学校に手を伸ばしているのはその一つであり、生徒や教師と言った一定以上に身分の把握出来ている者へ、契約の上で遺物の貸与(或いは既に所持しているのならば、管理契約)を行い、その実地データなどの提供を求めています。

 此処で語る遺物は、魔法的な契約により"所有者"を定めながらも、魔剣と異なり、遺物側が所有者を選ぶことはない、普遍的に利用可能な魔法の装備です。
 然し、担い手により遺物の出力は大きく増減する為、全く意思が無い……とは思われていません。

 この形式上、ウェンリッド遺物研究局は冒険者学校以外からも遺物使いを集っていますが、バランスの都合上、データ上PCが所持可能なのは学生環境のPCのみです。

流派装備

 ウェンリッド遺物研究局に所属したキャラクターは、遺物(フラグメント)を扱う技能としての「アーティザン技能」を修得できます。(2.0のアーティザン技能は性能に一切影響しません)
 それに加え、遺物を一つだけ獲得できます。

名称 知名度 カテゴリ 価格 概要
遺物(フラグメント)

秘伝

《行軍機能起動》

必要名誉点
50点
タイプ
常時型
前提
なし
限定条件
なし
使用
適用
リスク
概要
遺物(フラグメント)の行軍用機能を使用可能にする。
効果

 遺物(フラグメント)の行軍用機能を使用可能にします。 この秘伝を修得した場合、遺物に下記の効果の何れかを1つ追加します。

発光

 遺物の全体、或いは一部を任意に発光させられます。
 発光させた場合、半径10m全体或いは任意の方向を明るく照らします。
 点灯と消灯の切り替えは補助動作で行います。

水生成

 MPを1点消費するごとに、5リットルの水を遺物から生成させられます。
 水を生成するのは主動作であり、生成できるのは10秒(1ラウンド)で5リットルまでです。

環境適合

 携行時、周囲の温度を調整します。 この遺物の周囲10m以内では、熱さ・寒さの環境によるダメージやペナルティ修正を半分にします。
 戦闘時、遺物の力は戦闘に集中される為、効果を失います。

旅人の敷道

 携行時、遺物使いの足元にマナの床が生成され、歩きやすくします。
 長距離の行軍でも整備された道を歩くのと同様の疲労しか受けません。
 「悪路走破」のような、足場によるペナルティ修正は無効化できません。

収納機能

 意思の無い物品(無論生き物は除きます!)を幾らでも遺物の内在空間に収納でき、それによって重量が増加することはありません。
 物品の出し入れは主動作で行います。
 収納した物品は通常通り時間が経過し、環境の影響も受けます。

声量調整機能

 遺物の干渉により、声を大きくしたり小さくしたりできます。
 遺物に語り掛けた声を1/10まで遮断するか、10倍まで拡大するかの間で調整可能です。
 これにより、呪歌や鼓砲の範囲は変化しません。

浄化機能

 MPを5点消費する事により、「射程:接触」の対象の対象自身や着用物を綺麗さっぱり清めます。
 浄化は主動作であり、達成値を持つ程の頑固な汚れは清められません。

思念発声

 術者が声を発さずとも、これを携行して念じる事により、遺物に定められた声によって遺物が発声します。
 この発声によって詠唱を代替することはできません。

休息地

 この遺物の周囲で休息した場合、休息によって回復するHPとMPを「導力」点上昇します。

強行軍補助

 この遺物を携行している場合、食事をとらなかったり休息を取らなかった場合のペナルティ修正を半分にします。

製作者:ろこぐら