特殊自動操縦『ガンビット』について

　そのPCが戦闘中でどういった行動を取るかをプログラミングチックに表組したものを『ガンビット』と呼称します。1が最も優先度が高く、設定した条件に合った行動を取ることができます。

一例

　このガンビットを見ていきましょう。1ラウンド目の手番を開始して、移動力…たとえば20m以内に敵がいたとします。
　この場合、優先度３の"「移動力」以内にエネミーがいる"を満たしているため、"優先度「３」の条件を満たしている"の条件を満たします。そして1ラウンド目ですので何の自己強化を行えていないため、優先度１の条件を満たして補助動作の賦術【ヴォーパルウェポンB】と練技【キャッツアイ】を使用します。
　ではその次に行うのは優先度２…と思いますが、実行されません。条件は満たしているものの、賦術はもう既に使用しているため【クリティカルレイB】は使用できず、この行動はパスされて実行できないものとして条件処理から除外されます。
　そのため、【ヴォーパルウェポンB】と【キャッツアイ】の効果を受けた後は優先度３の主武器で《全力攻撃Ⅰ》を宣言しながら近接攻撃を行うようになります。移動力以内に敵がいる、という条件を満たすならばその敵のいずれかに通常移動をし、近接攻撃をするものとなります。

　余談ですが、このキャラクターが用いる武器は"主武器"と記載されています。実際にそういう名前なのではなく、使うのはツーハンドソードですが隊員は装備を更新する関係上、ガンビットの更新を簡略化するためにこうして書いた方が楽ということもあるでしょう。その際は武器欄を"ツーハンドソード"ではなく"主武器:ツーハンドソード"とすると第三者からも見やすいかもしれません。

手順1,発動条件の決定

　以下の一覧から発動条件を設定します。このとき、２つ以上の条件を設定したい場合は条件の間に"/"を入れておきましょう。
例：射程内に「挑発効果」を受けていないエネミーがいる/打撃点が最も高いエネミーを優先的に