宿願

大戦乱をフウレン側の勝利で終わらせ、漁夫の利を得て国家を作るため

仇敵

？？？

概要(流派)

　大和那国（魔動機）時代後期。ミカドの支配が終わり、戦乱の世が始まった最中。地下に潜んでいた陰陽師達が「今度は、魔法の発展を是とする国家を作りたい」という意志を持ち、結束し。そうして発生した流派が、この【宿儺衆・陰陽護符術(すくなしゅう　おんみょうごふじゅつ)】です。
　彼らの求めた戦法は実に単純。儀式魔法にて作成した護符を用いて、互いに互いを瞬間的に強化したり、守護の術をかけたりする。そうすることで、戦乱を勝ち抜き、国を作れるのではないか……というものでした。
　そうして出来上がったのは強力な支援術でした。護符を扱うことで仲間を強化、守護する集団が生まれたのです。
　しかし術を扱うには召異魔法に精通する必要性があったこと。そもそも作成に儀式魔法が必要で数を揃えられなかったこと。これらの要因が祟り、結局戦乱において国を興すことさえ出来ず、一部の者を除いて滅ぼされることになりました。
　現在まで残っているのはそれでも諦めきれず、地下に潜伏していた者達の末裔が主となっています。

概要(忍界乱世への参加)

　ムラクモを巡って引き起こされた裏世界の動乱。あらゆる願望の可能性を秘めたムラクモの話はいずれこの流派にも行き届き、消滅を待つばかりだった【陰陽護符術(おんみょうごふじゅつ)】に希望の光をもたらしました。
　ムラクモの力を用いて儀式魔法を短縮し、軍となれば今度こそは、と考えたのです。
　結果として、彼らはムラクモ争奪戦において、ムラクモを最終的に確保し、表の戦乱へ加担し。フウレン側を勝利させ、漁夫の利を得て国家を作ること。それを最大の目標とし、忍界乱世へと身を投じたのでした。

流派装備