魔法を行使する際に宣言し、その行使1回に有効です。
　その魔法がダメージ決定に威力表を用いるものの場合、威力表の最初の出目を+2します。

【上位秘伝】
《ピアシングスペルⅡ》　タイプ:《クリティカルキャストⅡ》変化型　前提:《ピアシングスペルⅠ》　名誉点:50点
　・威力表の最初の出目を+3するようになり、対象に抵抗されてもクリティカルが発生します。 基礎特技と違い、クリティカル無効を無効にする効果はありません。

　この秘伝を宣言したキャラクターが次に魔法を行使する際、それがダメージのみを与える魔法であるならば、行使判定に+4のボーナス修正を受け、与えるダメージを「+8」点します。
　加え、それが威力表を用いる魔法であったのならば、威力を+10、C値を-1します。(下限:8)
　但し、その魔法行使において《バイオレントキャストⅠ/Ⅱ》を宣言することはできません。

　この特技は、連続した手番に使用することができます。 そうした場合、次に唱える魔法へ各種修正を上乗せします。
　その場合、この特技は3回分まで累積します。

【上位秘伝】
《ブーステッドスペルⅡ》　タイプ:主動作型　前提:《バイオレントキャストⅡ》《ブーステッドスペルⅠ》　名誉点:50点
　・行使判定が自動成功(6ゾロ)になり、与えるダメージを「+12」点します。 威力表を用いるのならば、威力を+20します。

　この特技を宣言した手番においては、すべての魔法行使において、反転を適用するかを選択できます。
　反転を適用する場合、下記の条件に当て嵌まる場合、その条件に従って魔法の効果を変更した上で、「抵抗:任意」の魔法を「抵抗:消滅」として行使できます。
　(条件に該当しない場合、「抵抗:消滅」として扱う効果も発生しません。)

・直接ダメージを与える魔法
　その属性を[属性反転表]に従い反転します。

・数値に修正を与える効果
　その修正の±を逆にします。

・HPを回復する効果
　回復する量と等しいだけのダメージを与えます。 クリティカルしない魔法の場合、クリティカルしない点は変わりありません。

・持続的なダメージを与える効果
　与えられるダメージの代わりに、HPを同じ値だけ回復します。

・何らかの効果を解除する効果
　達成値を算出し、その値が指定した効果よりも高かったならば、指定した効果の達成値を《フリップスペル》によって行使したこの魔法の達成値に変更する事ができます。

・攻撃に属性を与える効果
　該当する攻撃を行う際、与えられた属性に対する「○(属性)無効」やそれに準ずる効果を無視するようになります。