ウェーレス対魔神機動隊
- 知名度
- 形状
- カテゴリ
- 製作時期
- 概要
- ウェーレス対魔神機動隊の設定資料集
- 効果
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『ウェーレス対魔神機動隊』
作者名:お揚げさん
名称 :"ウェーレス対魔神機動隊"
所在地:公都ウルガ
魔神に支配され、侵略を緩やかに始めているザムサスカの魔神軍の侵攻をザムサスカとウルシラの境界線で食い止めている機動隊。
なお大破局直後から結成された為魔神の侵攻を食い止められるだけの十分な武力がなく、未だ武力の6割は民間兵で構成されている程には切羽詰まっている状況である。
これでも、設立して5年程の辺りで民間兵の代わりに戦場に立つ"決死隊"を結成、人員の減少を抑えられたのを機に"糧食班"、"医療班"、"諜報班"の増設にも力を入れ、近頃は戦況も安定してきているようだ。構成部隊
― 実戦部隊 ―
【決死隊】 略称:S-A損傷が激しくない限り無際限に蘇生が臨めるルーンフォークの兵士を始めとする様々な機体の殆どで構成された、戦場の最前線に立つ部隊。
己の命を省みず、民間兵の代わりに戦場で命を散らせては蘇って再び戦線に立つ。その様は部隊内では『不悼の兵隊』と呼ばれているようだ。
【第一前線部隊】 略称:Fr-1st
白兵戦を得意とする兵士達で構成された前線部隊。
決死隊の後方か同戦線を張る機会が多く、その為全実戦部隊の中では二番目に死亡率が高い。しかしそれを省みず魔神の軍勢と交戦する程に戦意の高い勇士達がこの部隊には多いだろう。
【第二前線部隊】 略称:Fr-2nd
射撃戦を得意とする兵士達で構成された前線部隊。
第一戦線部隊の援護を主な役割としており、後方射撃から魔法援護といった多彩な戦力を保有している。射手、魔法使い、神官の多くがこの部隊に含まれている。
【グラムベイド傭兵隊】 略称:G-M
友軍というポジション。『グラムベイド傭兵団』から派遣された傭兵達で構成された部隊。
傭兵各々の戦力は白兵戦から援護まで幅広い手札を見込まれている為、遊撃隊として戦線では活躍しているようだ。
【オペレーター】 略称:Op
軍備の遠見技術から戦況の解析、投入されている実戦部隊への状況説明や指示による戦線援護を担う者達です。
中には戦線に自ら立ち、軍略を振う勇敢なオペレーターも存在します。最も、戦線に立つ彼らの死亡率は言わずもがなではありますが。
― 支援部隊 ―
【糧食班】公都からの糧食補給、または戦線での現地調達を担う班です。
腹が減っては戦ができぬと言うように兵士達の士気を保てるよう、食料を確保するのは彼らの立派な仕事です。
また、"食福神"ミィルズ神官も糧食班に配属されており、兵士達の出撃前の食事の際に出向き、加護を授ける事で生還を願っている事でしょう。
【医療班】
神官と操霊術士で構成された班です。
戦線から生還し傷を負った者達の治療は神官が、回収に成功した戦死者は操霊術士が蘇生を試みます。
操霊術士の大半は国からの派遣であり、無償で済むものではないのですが蘇生費は軍費から負担されます。ただ、決死隊の者達は皆事前に蘇生に同意している為、特例として無償で引き受けられております。
【諜報班】
サムザスカ地方に潜り込み、内部情報の収集に動いている班です。
斥候や野伏の技術に長けた物が殆どであり、魔神達の目を盗んで軍需品や情報を仕入れるのが役割ですが、敵の本拠地に侵入するその危険性は極めて高く、優れた諜報員でなければ生還率は極めて低いです。
施設紹介
【マザーベース】
ザムサスカの魔神軍の侵攻を食い止め、いつの日かのザムサスカ奪還の為に命を賭している機動隊『ウェーレス対魔神機動隊』の本拠点。
公都ウルガから北西に2km程離れた土地に構えており、此処を中心に点在する拠点へ兵力を送り作戦行動の準備、公都間或いは各拠点への物資搬入、スカウトや志願兵の増員から人材育成といった機動隊の心臓と言うべき活動を行っている。
― マザーベース内施設 ―
【管制塔】ウェーレス対魔神機動隊の中枢。
総司令官ニコラ・アルカイドの指揮の下多くの司令官が此処より作戦を発令し、人員を動かしている。いわば機動隊の頭脳。
【宿舎】
本部と繋がっている階層構造の機動隊員の寝床、ここで英気を養い明くる日の訓練や実戦に備える。
機動隊員の所属する班別に分けられており、1室1人の待遇もあれば共同部屋のものもある。なるべく機動隊員の要望に答えてはいるようだ。【訓練所】
訓練所は二つあり、一つは本部と繋がっている室内トレーニングルーム。基礎身体機能を鍛える訓練用設備が置かれており、水浴み場も近い。
もう一つは本部の敷地内にある野外訓練所。平原から森までの広いフィールド内で様々な状況訓練を行う。ここで斥候や野伏としての訓練も積めるようだ。
どうでもいいが製造された時点で訓練が必要ない決死隊クロノモデルは訓練せずによく野外で遊んでいる。
【病棟】
戦線から帰投し、身体的な損傷を受けたり心身的なダメージを受けた機動隊員の療養施設。また、蘇生を受けた機動隊員も状況によってはリハビリが必要な場合があり、その際も収容される。
奇跡や魔法によって傷は塞がるが、後遺症までは癒しにくいのが現実である。
― 公都ウルガ/物資調達拠点 ―
【物資調達拠点】公都ウルガに点在する拠点であり、軍費から軍糧や武具、拠点設備強化の資材を始め公都内に存在するギルドとの提携の下に騎獣の賃貸といった援助も受けているようだ。
これらの物資を本部へ運び、機動隊の軍需品を整えている。
― 郊外 ―
【霊園】戦死し、蘇生されなかった機動隊員に身寄りがいた場合は、その家族の下へ遺体は送還される。しかし身寄りがいない隊員や、損傷が激しい、または距離的に遺体の送還が難しい場合…または退役軍人で流浪の身の者も、本部から少し離れた荘厳な丘の霊園にて埋葬される。
地上は既に1000を越える墓が立ち並んでその中心には慰霊碑が聳え立っており、地下は棺が露出している決死隊のルーンフォークの墓場。地上地下どちらも白い立浪草で覆われた、綺麗な追悼の場である。
【ウェンリッド活動拠点】
機動隊にて奮闘した誉れある元隊員達の"冒険者""放浪者"としての第二の活動を支える寮。
談話室、酒場、遊戯室、寝室と充実した部屋が設けられ、元隊員ならば誰でも利用が可能である。
ただ、機動隊が外部に武力支援の要請をする際に此方にも繋がるようになっており、この施設を利用できる代わりにその要請にはなるべく応じなければならない。機動隊内アイテム
- 軍需品 -
- その他 -
立浪花の勲章
概要:立浪花の模様が彫られた銀のバッジ
サムザスカの戦争にてウェーレス対魔神機動隊の兵士が名誉の戦死を遂げた時に送られる勲章。立浪草の花言葉は"私の命を捧げます"。