ウェーレス対魔神機動隊
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- 製作時期
- 概要
- ウェーレス対魔神機動隊の設定資料集
- 効果
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『ウェーレス対魔神機動隊』
作者名:お揚げさん
名称 :"ウェーレス対魔神機動隊"
所在地:公都ウルガ
魔神に支配され、侵略を緩やかに始めているザムサスカの魔神軍の侵攻をザムサスカとウルシラの境界線で食い止めている機動隊。
なお大破局直後から結成された為魔神の侵攻を食い止められるだけの十分な武力がなく、未だ武力の6割は民間兵で構成されている程には切羽詰まっている状況である。
これでも、設立して5年程の辺りで民間兵の代わりに戦場に立つ"決死隊"を結成、人員の減少を抑えられたのを機に"糧食班"、"医療班"、"諜報班"の増設にも力を入れ、近頃は戦況も安定してきているようだ。歴史
年表
年数 出来事 新暦0年/春 4人の始まりの兵士(グラウンド・ゼロ)、30人の義勇兵と共にザムサスカの侵攻を食い止める /秋 始まりの兵士(グラウンド・ゼロ)、魔神将■■■■■を撃破 新暦1年/春 志願兵が増え、兵士の数が100を超える 『反ザムサスカ軍』結成 "白兵隊"、"射手隊"、"衛生隊"、"術士隊"の部隊を結成する /冬 ザムサスカ国境奪還 新暦2年/春 魔神の広域的な侵攻に対し戦場を3ヶ所展開 /秋 山脈を隔てた南部の奪還を進める 新暦3年/冬 魔神の奇襲により『反ザムサスカ軍』基地を失い、兵士の4割が死亡 新暦4年/夏 魔動機文明の大遺跡を発見、始まりの兵士(グラウンド・ゼロ)が拠点にする 後の『ウェーレス対魔神機動隊マザーベース』の礎となる /秋 遺跡と共に発見されたジェネレーターより"クロノス"を製造、そこから遺伝情報により"クロノ壱式"を量産 貴重な戦力として"決死隊"を結成する 死傷者が激減し、兵士の数が相対的に増える 新暦7年/春 ザムサスカ南部奪還 /夏 戦場を7ヶ所まで展開 新暦11年/冬 ザムサスカ西部奪還 戦場を10ヶ所まで展開 新暦12年/夏 始まりの兵士(グラウンド・ゼロ)、魔神将■■■を撃破 /秋 志願兵が増え、兵士の数が200を超える 部隊の名称変更 "白兵隊"は"第一前線部隊"、"射手隊"と"衛生隊"、"術士隊"は"第二前線部隊"に変更、統合される 新部隊として"指揮隊"を結成 新暦15年/冬 始まりの兵士(グラウンド・ゼロ)の一人、■■■■■が老衰死 新暦16年/春 墓地として利用していた土地に霊園が作られる 新暦21年/冬 始まりの兵士(グラウンド・ゼロ)、消息不明 士気が激減するもニコラ・アルカイドが司令官として分解寸前の軍隊を統率 新暦23年/春 発掘したジェネレーターによる決死隊のモデル増産により戦力の大幅増強に成功、兵士の数が300を超える 『反ザムサスカ軍』を『ウェーレス対魔神機動隊』に名称変更 "指揮隊"を"オペレーター"に名称変更 新暦26年/夏 魔神将■■■■■■の強襲によりザムサスカ南部が制圧される 新暦28年/冬 ザムサスカ西部が制圧される 兵士の数が激減し、劣勢を極める 新暦29年/春 量産型としてクロノ弐式を製造 反撃を開始 新暦33年/夏 ザムサスカ西部を奪還 新暦34年/冬 本格的に魔神将■■■■■■との戦いが始まる 新暦35年/春 英霊の助力も加わり魔神将■■■■■■を撃破 /夏 志願兵が増え、兵士の数が600を超える 新暦38年/夏 ザムサスカ南部を奪還 戦場を15ヶ所まで展開 /秋 司令官ニコラ・アルカイドが過労で沈没 負担軽減の為30余りある戦場を"戦線"に大きく区分して軍略に長けた精鋭に指揮権を分配 ︴ - 戦線膠着期 - 新暦96年/冬 『死の濃霧』 レベル10以上の兵士を中心に全体の3割近い死者を出す 新暦99年/夏 魔神将ゲルダムを撃破 /秋 志願兵が増え、兵士の数が800を超える 戦場を20ヶ所まで展開 新暦108年/夏 ザムサスカ北部へ進軍開始、戦場を24ヶ所まで展開 新暦123年/冬 復活した魔神将■■■■■の強襲によりザムサスカ北部に進軍した兵士の6割が死亡 新暦124年/春 魔神将■■■■■■、二度目の撃破 兵力激減の為北部進軍を断念、兵士の数は500まで減る 新暦126年/夏 近隣国の経済的回復により増員と施設拡張が見込めるようになる 新暦127年/春 魔動機文明よりの新規武装、カルキノスの残骸から開発された"駆動式前線拠点"導入により戦力の大幅増強に成功 新暦128年/秋 志願兵が増え、兵士の数が800まで戻る 戦場を42ヶ所まで展開 ︴ - 戦線膠着期 - 新暦144年/冬 魔神将■■■■■■が復活し、徐々に劣勢に傾く 新暦152年/夏 魔神将■■■が復活し、更に劣勢に傾く 新暦158年/夏 魔神将■■■を撃破 /秋 志願兵が増え、兵士の数が1000を超える 戦場を48ヶ所まで展開 ︴ - 戦線膠着期 - 新暦206年/2月 志願兵が増え、兵士の数が1200を超える 戦場を54ヶ所まで展開 新暦213年/9月 『ドッペルゲンガー内部侵攻』 多数のオペレーターや司令官の死者が出る 一時的に3割の前線指揮が機能停止、劣勢に傾く ︴ - 戦線膠着期 - 新暦251年/12月 魔神将ゲルダムを撃破 新暦252年/3月 ザムサスカ北部奪還 新暦252年/4月 志願兵が増え、兵士の数が1600を超える 戦場を62ヶ所まで展開 新暦280年/6月 志願兵が増え、兵士の数が2000を超える 新暦281年/1月 ザムサスカ北部へ進軍開始、戦場を66ヶ所まで展開 新暦294年/9月 『流星群』 レベル10以上の兵士を中心に全体の2割近い死者を出す /10月 ザムサスカ北部が制圧される 新暦295年/11月 "グラムベイド傭兵団"と協力関係となる 新たな部隊"グラムベイド傭兵隊"を結成 新暦298年/2月 ザムサスカ北部の一部を奪還 以降決定打を与えられず膠着状態 /10月 各所で強力な魔神が出没し始める 歴史解説
誕生期
ウェーレス対魔神機動隊の起源は大破局後、ザムサスカが魔神の手中に堕ちてそのままウルシラへと侵略を進め始めた頃になります。
大破局の被害は凄まじく、人族はこの新たな侵略に為す術がないかと思われました。しかしその時に現れたのが始まりの兵士の4人です。剣の魔剣使い"絶世のベルサス(人間/男性/当時16歳)"、斧の魔剣使い"灰燼のリガルド(シャドウ/男性/当時83歳)"、銃の魔剣使い"相克のジャック(/男性/当時16歳)"、杖の魔剣使い"無窮のペネロペ(ラルヴァ/女性/当時18歳)"は30人の義勇兵と共に魔神の侵攻を食い止めました。最初は1000を超える魔神の軍勢を前に無謀かと思われましたが、始まりの兵士の力は単身でも魔神将に匹敵する程であり、徐々に魔神の勢いを弱めながら魔神将■■■■■の喉笛に食らいつき、半年の戦いの末に打倒して見せました。
この功績が広まり、暗き時代に希望を見た近隣国から志願兵が集まり始めます。次第に兵団と呼べる程に兵士が集まっていき、ここから魔神に対抗し、何時しかザムサスカを奪還する現在の機動隊の原型、『反ザムサスカ軍』が誕生しました。マザーベースと決死隊の誕生
軍隊を結成した始まりの兵士達はそのままザムサスカとウルシラの国境を魔神から奪還し、ザムサスカの南部へと進軍します。しかし敵は無数の魔神の兵団、始まりの兵士達の実力はそれらを凌駕すれど義勇兵達の力量から長期的な戦闘活動は難しく、本格的な拠点が必要になりました。
そこで見つけたのが巨大な魔動機文明の遺跡でした。高層かつ侵入口の限られたその建物は理想的で、しかし強力な魔動機達が守っていた為始まりの兵士達は一時だけ戦線を義勇兵達に任せ、遺跡を攻略して本拠点へとしていきました。その時、壊れかけの一つのジェネレーターと未使用の無数のジェネレーターが発掘され、まだ死んでいなかったジェネレーターから最初の決死隊員であるルーンフォーク"クロノス"が生まれました。
兵力が足りていなかった始まりの兵士達はクロノスと意気投合し、クロノスは自身の体の一部と多くのジェネレーターを使って"クロノモデル"を量産し、自ら魔神へ立ち向かい、人の為に死ぬ兵士として志願しました。始まりの兵士の軌跡
不悼の兵士を手に入れた反ザムサスカ軍は全滅かと思われた状況から挽回し、攻勢へと切り替えます。新暦7年にはザムサスカ南部から魔神を退けさせ、その4年後には西部も奪還、複数の戦場を展開しながらその翌年には2体目の魔神将■■■を撃破して勝鬨を上げました。その目まぐるしい活躍は更に兵士を集め、よりその力を広げては構成する部隊も現在の形に近づけていきました。
しかしこの英雄達の活躍はいつまでも続くわけではなく、新暦15年に灰燼のリガルドが老衰で戦えなくなります。その年の冬にリガルドが亡くなった事で部隊の士気が落ちていき、それでも残る3人を筆頭に軍は魔神に抗い続けたのですが、新暦21年の冬、突如として始まりの兵士は魔剣を遺してその消息を絶ちました。この近辺の記録は一切残っておらず、なぜ消息を絶ったのかは現在に至るまで誰も知り得ていません。噂ではこの後の総司令である人物が唯一真実を知っている、とも言われています。ウェーレス対魔神機動隊
統率を失い崩壊寸前だった反ザムサスカ軍ですが、その際に皆を纏め、導いたのが現在の総司令官でもある"ニコラ・アルカイド(ナイトメア/男性/年齢不詳)"です。彼は隊の中でも指折りの名軍師であり、始まりの兵士の参謀として腕を振るっていた彼が総司令となった事に誰も不服を言いませんでした。
新たに指揮を執り、手始めに眠っていたジェネレーターを稼働させて決死隊を増産、兵隊の数をより大きくし、部隊名も一新。新たな部隊『ウェーレス対魔神機動隊』として再結成しました。構成部隊
部隊解説
― 実戦部隊 ―
【決死隊】 略称:S-A損傷が激しくない限り無際限に蘇生が臨めるルーンフォークの兵士を始めとする様々な機体の殆どで構成された、戦場の最前線に立つ部隊。
己の命を省みず、民間兵の代わりに戦場で命を散らせては蘇って再び戦線に立つ。その様は部隊内では『不悼の兵隊』と呼ばれているようだ。
【第一前線部隊】 略称:Fr-1st
白兵戦を得意とする兵士達で構成された前線部隊。
決死隊の後方か同戦線を張る機会が多く、その為全実戦部隊の中では二番目に死亡率が高い。しかしそれを省みず魔神の軍勢と交戦する程に戦意の高い勇士達がこの部隊には多いだろう。
【第二前線部隊】 略称:Fr-2nd
射撃戦を得意とする兵士達で構成された前線部隊。
第一戦線部隊の援護を主な役割としており、後方射撃から魔法援護といった多彩な戦力を保有している。射手、魔法使い、神官の多くがこの部隊に含まれている。
【グラムベイド傭兵隊】 略称:G-M
友軍というポジション。『グラムベイド傭兵団』から派遣された傭兵達で構成された部隊。
傭兵各々の戦力は白兵戦から援護まで幅広い手札を見込まれている為、遊撃隊として戦線では活躍しているようだ。
【オペレーター】 略称:Op
軍備の遠見技術から戦況の解析、投入されている実戦部隊への状況説明や指示による戦線援護を担う者達。
中には戦線に自ら立ち、軍略を振う勇敢なオペレーターも存在する。最も、戦線に立つ彼らの死亡率は言わずもがなではある。
― 支援部隊 ―
【糧食班】公都からの糧食補給、または戦線での現地調達を担う班。
腹が減っては戦ができぬと言うように兵士達の士気を保てるよう、食料を確保するのは彼らの立派な仕事だ。
また、"食福神"ミィルズ神官も糧食班に配属されており、兵士達の出撃前の食事の際に出向き、加護を授ける事で生還を願っている事だろう。
【医療班】
神官と操霊術士で構成された班です。
戦線から生還し傷を負った者達の治療は神官が、回収に成功した戦死者は操霊術士が蘇生を試みる。
操霊術士の大半は国からの派遣であり、無償で済むものではないのだが蘇生費は軍費から負担される。ただ、決死隊の者達は皆事前に蘇生に同意している為、特例として無償で引き受けられている。
【諜報班】
サムザスカ地方に潜り込み、内部情報の収集に動いている班。
斥候や野伏の技術に長けた物が殆どであり、魔神達の目を盗んで軍需品や情報を仕入れるのが役割だが、敵の本拠地に侵入するその危険性は極めて高く、優れた諜報員でなければ生還率は極めて低い。
実戦部隊員番号基準
【決死隊】 略称:S-A
隊員番号基準:製造されたモデルに順ずる(部隊内で何番目に普及されたモデルか)
現在300番台まで製造中
【第一前線部隊】 略称:Fr-1st
隊員番号基準(大陸新暦):
290〜年入隊…5700〜5999
280〜年入隊…5400〜5699
270〜年入隊…5100〜5399
…
200〜年入隊…3700〜3859
【第二前線部隊】 略称:Fr-2nd
隊員番号基準(大陸新暦):
290〜年入隊…4800〜4999
280〜年入隊…4600〜4799
270〜年入隊…4400〜4599
…
200〜年入隊…3500〜3599
【グラムベイド傭兵隊】 略称:G-M
隊員番号基準: なし,或いは即席の番号
【オペレーター】 略称:Op
隊員番号基準(大陸新暦):
290〜年入隊…385〜399
280〜年入隊…370〜384
270〜年入隊…355〜369
…
200〜年入隊…280〜294
特例:隊員番号の継承
血縁者だったか、または親しかった者、廃番となった決死隊の隊員番号を受け継ぎ、名乗る事は認められています。その際番号の末尾に「'」が加えられます。
前提条件として混在する為、継承前の該当する隊員が喪失または退役していなければなりません。
注釈:複数部隊の同時所属
「第一前線部隊に配属されつつ、オペレーターも兼任している」といった風に複数の部隊に配属されている隊員も珍しくありません。
その場合、最初に配属された部隊の番号が割り当てられ、他部隊への配属後はもう一つの隊員番号が。ただし、隊員番号の継承に関しては特例となります。施設紹介
各施設解説
【マザーベース】
ザムサスカの魔神軍の侵攻を食い止め、いつの日かのザムサスカ奪還の為に命を賭している機動隊『ウェーレス対魔神機動隊』の本拠点。
公都ウルガから北西に2km程離れた土地に構えており、此処を中心に点在する拠点へ兵力を送り作戦行動の準備、公都間或いは各拠点への物資搬入、スカウトや志願兵の増員から人材育成といった機動隊の心臓と言うべき活動を行っている。
― マザーベース内施設 ―
【管制塔】
ウェーレス対魔神機動隊の中枢。
総司令官ニコラ・アルカイドの指揮の下多くの司令官が此処より作戦を発令し、人員を動かしている。いわば機動隊の頭脳。
【宿舎】
本部と繋がっている階層構造の機動隊員の寝床、ここで英気を養い明くる日の訓練や実戦に備える。
機動隊員の所属する班別に分けられており、1室1人の待遇もあれば共同部屋のものもある。なるべく機動隊員の要望に答えてはいるようだ。【訓練所】
訓練所は二つあり、一つは本部と繋がっている室内トレーニングルーム。基礎身体機能を鍛える訓練用設備が置かれており、水浴み場も近い。
もう一つは本部の敷地内にある野外訓練所。平原から森までの広いフィールド内で様々な状況訓練を行う。ここで斥候や野伏としての訓練も積めるようだ。
どうでもいいが製造された時点で訓練が必要ない決死隊クロノモデルは訓練せずによく野外で遊んでいる。
【病棟】
戦線から帰投し、身体的な損傷を受けたり心身的なダメージを受けた機動隊員の療養施設。また、蘇生を受けた機動隊員も状況によってはリハビリが必要な場合があり、その際も収容される。
奇跡や魔法によって傷は塞がるが、後遺症までは癒しにくいのが現実である。
【蘇生室】
戦場で戦死した兵士の遺体を蘇生、保存する施設。戦線を60近く展開している上、一つの作戦行動に少なくとも何人かは死者が出る為、医療班の操霊術師達は毎日欠かさず兵士の蘇生にあたっている。
しかしそれでも死者の数を捌ききれていないので、壁の四方八方に収納設備を設けて経過日数が経っている遺体から優先的に蘇生し、その日の蘇生が難しい場合には収納して日を跨ぐというのが常である。
― 公都ウルガ/物資調達拠点 ―
【物資調達拠点】
公都ウルガに点在する拠点であり、軍費から軍糧や武具、拠点設備強化の資材を始め公都内に存在するギルドとの提携の下に騎獣の賃貸といった援助も受けているようだ。
これらの物資を本部へ運び、機動隊の軍需品を整えている。
― 郊外 ―
【霊園】戦死し、蘇生されなかった機動隊員に身寄りがいた場合は、その家族の下へ遺体は送還される。しかし身寄りがいない隊員や、損傷が激しい、または距離的に遺体の送還が難しい場合…または退役軍人で流浪の身の者も、本部から少し離れた荘厳な丘の霊園にて埋葬される。
地上は既に1000を越える墓が立ち並んでその中心には慰霊碑が聳え立っており、地下は棺が露出している決死隊のルーンフォークの墓場。地上地下どちらも白い立浪草で覆われた、綺麗な追悼の場である。
【ウェンリッド活動拠点】
機動隊にて奮闘した誉れある元隊員達の"冒険者""放浪者"としての第二の活動を支える寮。
談話室、酒場、遊戯室、寝室と充実した部屋が設けられ、元隊員ならば誰でも利用が可能である。
ただ、機動隊が外部に武力支援の要請をする際に此方にも繋がるようになっており、この施設を利用できる代わりにその要請にはなるべく応じなければならない。機動隊内アイテム
軍需品リスト
- 軍需品 -
駆動式前線拠点
概要:戦争の拠点として改良された魔動機
カルキノスやコロッサスポーンといった魔動機の残骸から作られる遠距離作戦行動用前線拠点。乗員可能数は20から30、移動可能速度は"高速移動モード"と"戦闘移動モード"の2パターンに分けられており、"高速移動モード"は最高100km/h(移動力92全力移動)、"戦闘移動モード"は最高16km/h(移動力15全力移動)になる。
"高速移動モード"では魔動の動力を超速回転させることにより移動速度にブーストをかけている。ただその為初動からかなり速く、発車の際はベルトで身体を固定しておかなければ壁や床に体を強打して大変な目に遭うだろう。対して"戦闘移動モード"では姿勢を堅持し、乗員している兵士が難なく魔法支援行動を行える程度に速度が緩和されている。
この拠点の導入によって作戦行動の効率が遥かに良くなったものの、まだ数は少なく、かつレベルの低い者の場合慣性が働く前の超加速の重圧に耐えきれない可能性もあるので利用できる者は限られている。
その他リスト
- その他 -
立浪草の勲章
概要:立浪草の模様が彫られた銀のバッジ
ザムサスカの戦争にてウェーレス対魔神機動隊の兵士が名誉の戦死を遂げた時に送られる勲章。立浪草の花言葉は"私の命を捧げます"。
機動隊は隊員の死を軽んじてはならない。例え幾度となく蘇れる決死隊とて一つの命に変わりなく、その魂は尊いもの、一度死ぬ度に一つ贈られる。戦場にて散った隊員が帰らぬ者となったのならば、彼らの命は永久に機動隊に捧げられたのだろう。
握った武器は今も柩の中にて眠る兵士の腕の中に、墓前にはこの勲章を捧げる。蘇りて再び此世にて争い続ける兵士に、願わくば彼世にて神の兵となった兵士に、敬礼を。