・経歴
異種族の友達がいる
未だ叶わない夢がある
故郷の場所を知らない

・ヴァグランツになった理由
困っている人を救うため

私は生まれながらに故郷が無かった。
物心ついた時から親に抱かれて森や草原を放浪していた。
そう、親が“放浪者”だったのだ。けして故郷が滅んだとかではない、はずだ。
そこについては知らされていないのでこれ以上話さないとして、私は親から言語を教わった。
人族との友好的な会話方法と、蛮族との友好的な会話方法である。
その際に、こちらの働きの対価とすることを教わった。
そうすることで、争わずにすむのだと。
私はその言葉に深ーく感動して、そうするように生きてきた。
たまに警戒されたりもあったが、ちょっと仲良くできたこともあった。
そしてある日思ったんだ。人をいっぱい助けようと。
助けたなら、助けた分だけ私も助かるじゃないかと。
そう、とても助けて欲しい時に思ったのだった。

よくあることで、壊れかけた魔動機が野宿している近くで起動し、
手当たり次第に辺りを壊して、一緒に私の家族も壊してしまった。
運が悪かったのだと無理矢理にでも納得しているけれど、
「こては酷いよ」と何度思ったことか。
そして14回目の、はじめての独りぼっちの誕生日に、
こんな思いをするような人を助けたいと決心し、
ミリッツァ様の声を聴いたのだった。

そしてそこからは、ミリッツァ様の神殿に転がり込んで、
教えを広め、弱きを助けるべく、こうして“放浪者”に戻ったって訳さ。

一人称「私」、二人称「あなた」「君」
敬語ではないが敬意を持った口調で話す。

異種族の友達は「アルヴ以外のマナを［吸精］できる種族(アルヴ以外の人族と蛮族)」を指す。

未だ叶わない夢は今のところ掲げているものと潜在的なものの2つあり
「ザムサスカ地方の囚われた人々の解放」と「自分を救うこと」を指す。

故郷の場所を知らないは親が元々“放浪者”であったことに由来する。

困っている人を救うことは本心であり、同時に「そうすることで間接的に自分を救う」ことも本心である。

旅の道中で、アルヴのパートナーを見つけられたら平和に人生を過ごす、なんて妄想をしていたりする。
女の子だもの。

・出会った方々
「月夜の番ばかりではない」にて
ノヴァさん(トキヤ)、ノアちゃん(シーラ)、ルークさん(ケイオス)、レイナさん(フェルド)、ユーゴーさん(へく)

「脅威、或いは幸運」にて
フレアさん(秋三夜)、ミーレスさん(フェルド)、シンシアさん(トリトン)、ルークさん、スミレさん(ちぃ)